奇跡の生還

一昨日、うちの家のすぐ近くの湖で信じられないことがあった。この湖で泳いでいた男性がいきなり頭部をクロコダイルに噛まれれたが無事生還したというニュース。家からほど近いレイクプラシッドという湖で遊泳中に頭頂部に強い襲撃を感じ、それがクロコダイルだと分かったそう。噛まれながら自力で口の中に手を入れて顎を頭から外して難を逃れたという。


ちょっと信じられない話だがこの男性は手を突っ込んだ際にクロコダイルにその手を噛まれたが、殆ど軽傷で済んだという事で奇跡のような生還だった。その後、病院に搬送されたが傷は完治する見込みだという。ただ後1センチ深かったら大きな血管を破られていたので、その時は危なかったらしい。まさに九死に一生を得た出来事だった。


普通は絶対に泳がないところだがこの人はここで週に3~4回は泳いでいたそうで、何とも頼もしい人だと思う。このクロコダイルは体長が1.5メートルぐらいでクロコダイルとしては比較的小さかったのも幸いしたのではないか。ただ、いくら小さいといってもワニはワニ、しかもクロコダイルだけに生きた気はしなかっただろう。


去年の8月にも北部ウエイパという所の川で、男性が手を引きちぎられ、足を噛まれたまま30分の間300キロのクロコダイルと格闘した末に、一瞬その足を離した隙に逃げて奇跡の生還を果たしたというニュースもあった。クロコダイルは文字通りデスロールと言って噛みながら回転して水の中に沈めて行く荒業を持つ。だからこういう所では絶対に泳がない方がいい。