新たなグローバル時代

コロナパスポート! ワクチンの供給が近ずくに連れて各航空会社も動き出している。オーストラリアではカンタス航空がこれからの国際線の利用者に対してワクチンの接種を義務付けた方針を打ち出した。これは国内外すべての渡航を利用する人に対しての義務付けだけど、他方で日本の航空会社は今のところワクチンの接種の義務付けはアナウンスしていない。


今後、日本航空なんかとのコードシェア便などはどうなるんだろうか? まぁ、この問題はさて置き、これからはパスポートにワクチンの接種有無や検査の陰性証明などウイルスに対する個人情報が記載される。何だかすごい世界になって来た。心配なのはこれで本当に日本人は海外旅行に行く気になれるのだろうか?と思ってしまう。


しかし、もはや国際間での往来にはこのワクチン接種の有無は不可欠な気運になりつつある。日本だって東京オリンピックを来夏に控えて国民に対するワクチンの接種は半ば義務付けのようなもの、今までの世の中と比べたらもう異次元の世界に突入した感じがする。個人的にはワクチンの接種は怖いけど、自分もいずれこの波に呑まれるのだろう。世の中がもうそうなってしまったのだと思うとこれはもう仕方ない。


因みに現在オーストアラリア人の30%の人はワクチン接種に好意的ではない。モリソン首相は国民の90%以上の人にワクチンの接種を望んでいるが、果たしてオーストアラリア人はこのワクチンに対してどう反応するのだろうか? 「コロナパスポート」はこれからの新たなグローバル時代の身分証明に不可欠なものになるに違いない。