シドニーの扉が開いた

昨日、遂にクィーンズランド州政府は12月1日から続いたヴィクトリア州とシドニー都市部からの州境の閉鎖を解除すると発表した。7月半ばから続いてきたこの措置は一応ここで終わりになった。目安とされた28日間の市中感染者が0だったことで解除の方向に踏み切ったということだ。


この朗報でシドニー市内に暮らす息子がケアンズに隔離なしで帰って来られることになり、年末年始は何とか家族3人がケアンズで過ごせそうになったことで、かみさんも久々に再会する息子に会うのが待ちきれない様子か今はとりあえずホッとしている。これからまた変なことにならない事を祈るだけだ。


しかし国内で閉鎖の解除が 28日間も感染者が0じゃなきゃダメなんてオーストアラリアぐらいじゃないかと思う。領事館の人も国民すべて国外に出ちゃダメなんて言うのは世界中でオーストラリアぐらいだって言ってたけど、同じ国の中で移動にこれだけ厳しい措置を取るのもこの国ぐらいだと思う。それじゃ日本は一体どうなるんだ?。


今回は息子の卒業式も出れなかったので、人生の節目を迎える大切な思い出は作れなかったが、息子もこれで気落ちすることもなく、これから進むマスター(大学院)に向かって気持ちを新たにしてる。今もシドニーで孤軍奮闘たった一人で頑張っているので自分たちも何とかこれからも頑張らなくっちゃいけない。