このイースターホリデーを土壇場に控えて恐れていたことが起こってしまった。ブリスベン市内がロックダウンになった。イギリス型の変異種による陽性感染者が７名確認され、市中感染の疑いが報告されるや否や昨日の夕方５時からクイーンズランド州全域でマスクの着用が義務付けられてしまった。

最初、自分たちはこの情報が分からなかった。何人かのお客さんが「マスクありますか？」と尋ねるので不思議に思っていたが、友人からの知らせで状況を把握した。その後もマスクを探すお客さんが何人かいたので早速マスクを委託販売で置いている方に連絡して、急きょ何枚か作って貰うことにした。

ただ、この事態でニューサウスウェールズなどの州知事がクイーンズランド州の旅行を控えるよう促したため、せっかくこのホリデーをケアンズで過ごそうとしている人に影響が出ることは避けられないだろう。ここに来て最悪の結果が起こってしまったと言うしかない。政府が打ち出したケアンズに向けたキャンペーンも泡となってしまうだろうか・・・

もちろん、我々小売店で働く者もマスクの着用が義務付けだ。これは去年の４月頃に着けて以来で、まさかここに来てマスクを付けるとは思わなかった。今も朝から「マスクはありますか？」と言うお客さんが絶えない。ロックダウンは予定では３日間、でも、もう既にキャンセルは出ているだろう。まったく何でこうなるのか・・・