東京オリンピックも遂に開幕、先陣を切って行われた女子ソフトボールは日本が互角の対戦成績だった宿敵オーストラリアに８対１で５回コールドでの貫録の勝利を収めた。オーストラリアンチームも１カ月半に及ぶ事前合宿で打倒日本を誓って練習を重ねてきたが、日本の圧倒的な打線の破壊力に奮闘及ばず初戦は敗退となった。

そんなオリンピック色が漂い始めた中、早くも２０３２年のオリンピック開催都市が昨日クイーンズランド州の州都ブリスベンで行われることが決定した。当地、２５０万人が住むブリスベンでは昨日のこの知らせを受けて市内に設けられた特設会場で歓喜と共にお祝いの花火が打ち上げられたらしい。

オーストラリアのオリンピック開催は１９５６年のメルボルン、２０００年のシドニーに続いて３回目の開催となる。ブリスベンが選ばれた詳しい選考基準はよく分からないが、この開催時期となる７月下旬から８月上旬にかけて真冬に当たる南半球でも南回帰線上のブリスベンは平均気温が２０度前後とスポーツを行うのに最適な気候だったことが判断材料の決めてだったようだ。

楽しみなイベントではあるがさすがに１１年後というのは自分もおそらくこのオーストラリアにはいないだろう。だぶん、そのころにはコロナ感染も完全に終息して、夏休みと相まって日本からも多くの旅行者が訪れるのではないだろうか？　シドニーオリンピックのときにも経験した日本人観光客のオリンピック開催でのわくわくした姿が今から目に浮かぶ。