吉日の鹿と満月

今日7月4日は1年に2度しかない満月の一粒万倍日の日、一粒の籾の実が万倍にも実る稲穂となり豊穣をもたらすという最良の吉日に満月が重なって願いが叶えられると言うちょっと嬉しい日だ。因みに西洋では7月の満月をバックムーン(BUCK MOON)と呼んで牡鹿の角が生え代わる時期として豊穣を懸けて農作業や狩猟の目安にしたらしい。


そんなひょうたんからコマのようなおめでたい日なので今日はもちろん「宝くじ」を買ってその運を是非試してみたい。しかし、最近はもうこんな事しか頭に浮かんで来ないので情けないとは思うが、藁をも掴む思いでこの難局を乗り切りたいと当たるはずも無いくじに今夜の満月に便乗して運を賭けてみたい。


おそらく今日は満月がきれいに見える夜空になりそうだ。満月を見ていると字と一緒で何か心が満たされる。ずーっと見ていても飽きないから不思議だ。家の近くに満月が絶妙に眺められる風光明媚なとっておきの場所がある。回りが森で囲まれていてそこから見る満月は言葉にならないほど美しい。


今日は少しだけ期待できる唯一の土曜日だったが、残念ながら売上の方は鳴かず飛ばずでいつもと変わらない金詰の1日になってしまった。しかし、今日は縁起が良い日という事で満月のパワーに鹿のご利益も兼ねて、今宵は月を見ながら当たるかもしれない小さい額の宝くじで大きな夢を見てみたい。