ネックレス

先日の日曜日にジェムストーン・クラブという石好きの人たちが主催するマーケットに出向いてみた。朝、早い時間に行けばその後、店の開店に間に合うと思い、慌ただしく準備をしていたら、かみさんも午後からでも良ければ一緒に行きたいと言うので、午後から2時間だけ店を閉めてそのマーケットに行くことにした。


このクラブが主催する石のマーケットは年に1度だけこの季節に、市内にあるショーグランドという場所で開催される。このクラブのメンバーや他の地域から参加したストーンクラブの人たちが一同に集い、普段は販売することの無い石を持ち寄って20以上の数のストールが軒を並べて出店していた。


元々、このジェムストーン・クラブとは磨かれていない原石を専用の機械を使って研磨していく趣味のクラブで、週に3回だけ催される集会でプロの講師がメンバーに研磨の技術を教えながら、その石の魅力に取りつかれた人たちが各々に研磨して出来上がった作品をアクセサリーなどに加工して楽しんでいる。


かみさんも「何かやりがいを見つけたい」と早速、気に入った色の原石を買ってこれからこのクラブに入会して研磨に挑戦してみるそうだ。最後にマーケットを出る際、気に入ったゼブラストーンという石で加工したネックレスを売っているところで再び足が止まり「可愛いい」と連発していた。これ実はかみさんが最初に立ち寄った時から気になっていたアクセサリーだった。


最初、自分に「このネックレス良くない?」と振った時に自分があまりにもそっけなかった対応だったので買うことは諦めていたらしい。自分も全然気が付かなかったのだが、かみさんは実はこのゼブラストーンのネックレスがすごく気に入っていて「買いなよ」と言ってプレゼントした。 翌日、早速そのネックレスを付けていたかみさんを見て自分も何だか嬉しかった。