ケアンズでも。。。

コロナウイルスから守られ続けてきた無菌の聖域と思われたケアンズだったが、遂にその牙城が破られた。ブリスベンから帰って来たリーフ・パイロットの男性から陽性反応が確認され、コロナとは無縁だったケアンズもここに来てコロナウイルスの脅威に晒されることとなった。


幸いこの男性はワクチンの接種をすでに終えているようで、感染の広がりは大きくないとしているが、この男性の子供が通っているデイケアは念のため閉園となっているらしい。ただ、人々の衝撃はかなり大きかったようで、昨日の市内の人通りはいつもよりかなり少なく、夕方以降のレストランなどもがらんとしていた。


しかし、それでもケアンズではマスクをしている人が殆どいない。たまにチラッとしている人を見かけるが圧倒的に少ない。自分の行っているプールは今、パラリンピックの選手が練習をしている最中で関係者も含めて皆さんマスクを着用しているが、大人数でしているのはそれぐらいしか見ていない。


これからさらに感染者が出るのかは分からないけど日頃からコロナのことは忘れかけていた町だけにあらためてこのデルタ型ウイルスというのは感染力が強いと思い知らされた。この先、何事も起こらない事を望むけど、今、あらためて感じるのはケアンズでさえもコロナ感染が身近に迫って来たということ。