けん玉

昨日、ケアンズで小学校の教師をしているというお客さんが娘さんといっしょにうちに買い物に来てくれた。奥さんの誕生日が月曜日なのでそのプレゼントをこの週末を利用して探したいということで、日本のお店があったので立ち寄ってみたと話してくれた。実はこのお客さんたち、日本にゆかりが深いことが話の中で分かって来た。


片言で日本語を話すので「日本語上手いですね」と言ったら日本に10年住んでいたという。この方、日本で大学の講師をしていた人で名前はハンズ。娘さんも息子さんも日本で生まれたらしい。住んでいた所が自分の実家と近かったので、それがきっかけで話が多いに盛り上がった。娘さんの名前は「エミ」、日本の微笑みの笑みに因んで名付けたそうだ。


そのエミちゃんは今、日本の小学校6年生で当時は日本の幼稚園に通っていたので日本語が今でも上手だ。お母さんもケアンズで小学校の教師をしていて、学校では「ひらがな」をメッセージにして作った図工の授業や何と料理で「お寿司」を作る授業まで色々な写真を見せてくれた。そして日本の「けん玉」が子供たちの間で人気になっているという。


ハンズがけん玉を生徒に紹介したところ瞬く間にその人気が広がり、けん玉を販売したらどうか?と彼から提案があった。ケアンズには今、けん玉を売っている店は無いので 良いかも?と思って、これから日本のけん玉を製造している所に打診してみようと思っている。偶然の出会いだったがハンズとエミに出会えて本当に良かった。