アボカドの木

一昨日も先週と同じように一日店を閉めて自分たちの時間に費やした。午前中は久々にホロウェーズ・ビーチのマーケットに行って、午後からは庭の手入れに専念した。かみさんの提案で家族3人でマーケットを見て回り、何か面白いものを探してみようと期待したけど出ている屋台は普段と変わらず同じ店がただ並んでいた。


やっぱり目に行ってしまうのがプラントを売っている出店 で、かみさんは早速、気に入ったプラントを見つけて買っていた。ここでも庭のエッジに植える違う種類のプラントを6個も購入、後は苔玉に使えそうなアイビーを何点か選んでいた。アイビーは苔玉と相性が良く垂れさがる感じが好きで、小さいアイビーをいつも探していた。


午後からは早速、買って来たエッジに使うプラントを植えてみた。その後は時間が出来たので庭の階段下に育っているアボカドの木を切ることにした。かみさんが以前から木が高くなり過ぎているので切って欲しいと頼まれていた。うちの家は古いけど高台にあるので景色が一望出来るのが唯一の価値になっている。伸びすぎたアボカドの木が以前から気になっていた。


早速、アボカドの木を切ることに取り掛かったが高すぎて先の枝が切れない。脚立を使えば良かったんだが、横着をして手が届く幹のところから切り落としたので、何だか不格好な見栄えになってしまった。手伝いに来た息子もこれを見て「8年もかけて育てたのにこれではアボカドが可哀そうだ」と切り落とした木を見ながらため息を付いていた。


自分でも切り落としてしまったアボカドの木を見ながら、こんなことしなければよかった。伸び過ぎたところの枝だけ切り落とせば良かった、あぁ、何でこんなことしたんだろうと不格好になってしまったアボカドに「ごめんね」と謝った。かみさんも「何でこんなところから切るの!」と怒り心頭だった。アボカドもきっと泣いているに違いない。