間一髪のラウンドアバウト

昨日の帰宅途中、もう少しで事故に遭うところで間一髪免れた。いつものように帰宅する慣れた道路を車で走っていた。自分は帰宅時に幹線道路を使わずにその1本中に入った道を使っている。特に理由は無いげど信号が無いのでこの方がスムーズに走れるから。まぁ、夜なのでケアンズでは幹線道路を使ってもそんなに時間は変わらないんだけど。


ケアンズは交通量が少ないので信号が無い交差点では「ラウンドアバウト」と言って環状の交差点にすることで車の流れをよくする仕組みを取り入れている。ラウンドアバウトは右側から来る車が優先というルールがあり、差し掛かったところで徐行しながら車が明らかに右側から来なければそのまま止まらずに走行出来るのがラウンドアバウトの特徴。


この仕組みは信号のある交差点に比べて排気ガスも抑えられることや交通量が少なければ渋滞にはならないというメリットがある。また常に右側から来る車両を意識することで目視による注意で運転が慎重になることや進入する際に減速することで大きな事故になりにくいというメリットもある。


一方で左からの車に対しては注視が殆ど無くなるためその意識が薄れ易い。昨日はまさにそれで左側から来た車が行けると判断したのか不注意か分からないけど、自分が直進する際に減速せずに突っ込んで来た。本当に間一髪で衝突するところだったけど何とか防げた。相手は品の欠けらも無いおっさんで謝りもせずに早く行けと自分に指示したので、こっちも頭に来て怒鳴ってしまった。これも1つのラウンドアバウトの落とし穴と言える。