初夢

店の中が溢れそうになるほど日本人観光客が入店して、店内のあちこちで「すいませ~ん」と声がかかる。そんな時に限って自分一人しかいない。どうしてケアンズに来れたのだろう? しかし、これはすごいお客さんだ...そして、ふっと目が覚めて夢だと分かる。こんな夢をコロナになってから何度も見た。


今年の初夢は残念ながら今見たような夢では無かった。初夢がこんな夢ならもしかしたら正夢になったかもしれない。一富士も二鷹も三茄子も見ることは無かった代わりに見た夢は、店が停電でしかも鍵が無くて中に入れないという変な夢だった。しかし、不思議と店の夢を見る事が多い。


初夢と言えばヘビの夢を見ると縁起が良いとも、こちらも残念ながら初夢には現れなかったが、大晦日の晩にうちの柴犬と散歩をしていた時に、突然犬が自分の足元の前に素早く動いたので、思わず前につんのめりそうになってしまった。「どうした?」と声をかけたその先に金色のヘビがどくろを巻いてこちらを威嚇している...


白や金色のヘビは運気上昇の暗示とも、特に金色のヘビを見るとその一年は金運に恵まれる何ていう云い伝えもあるらしい。初夢で見た訳では無いが、少し前に密に買って置いた年末の宝くじが頭をよぎる。まぁ、とにかく夢は夢として「一年の計は元旦にあり」という事で、昨日も元旦から店を開けてこの現実を受け止めらがら叶うことの無い夢の続きに向かって頑張りたい。