何とか…何とかこの先も…

オーストラリアでは2月の早い段階でワクチンの接種が始まる予定だ。欧米の接種状況を見据えた上で2週間予定より早くワクチンの接種が行われることが決まった。これにより人口の少ないオーストラリアは日本より早く殆どの国民にワクチンが行き渡ることになるらしい。これにより新たな方向性が見えてきた。


カンタス航空は7月の一日(いっぴ)から国際線の運航を予定している。もちろんオーストラリア政府の判断に委ねられるが、ワクチンの接種状況が整ったことで再開の目処が立ったとしてフライトスケジュールを発表した。欧米などからの利用客に対してワクチン接種と陰性の証明が確認されればフライトのゴーサインが出る。


日本も3月ぐらいからワクチン接種が始まるようなので、もしかしたらそう遠くないところで海外旅行が実現される日が来るのかもしれない。もう自分たちに残された猶予は長くは無い。家賃の減額も終わって今まで通りに全額で払は無ければならないところも出て来ている。今後の家主との交渉は困難を極めることが今から予想される。今後が怖い…


特に影響を受けていない人を見ていると羨ましいなぁとつい本音が出る。自分は何でこんな仕事を始めてしまったのかとつくずく思うがこれもまた人生。何とか、何とかここを踏ん張って生き延びたい。自分でも思うけどこれほど全身全霊をかけて集中しながらオージーのお客さんに接客することは今までに無かった。この感謝の気持ちを知ったことは自分にとっての大きな財産になったが、今はもう躊躇せず何でもいいから突き進むしかない。