経済優先とは上手く行かない。

オーストラリアのシンクタンクであるローウィー研究所が発表した今回の新型コロナウイルスの各国の対応をまとめたデータが公表された。内容は98か国の地域を対象に感染者数や死亡した人数、検査数など6項目にまとめて作られたらしい。その中で今回一番評価が高かった国はやはりニュージーランドだった。


人口や人口密度、経済規模や他にも先進国や発展途上国などでこの評価が全てでは無いと思うが、ニュージーランドの今回取った行動は評価されるに値する内容だったと思う。まぁ、ラッキーだったのもあると思うけど。ニュージーランドは人口が約504万人しかいない、これは日本では福岡県といっしょぐらいだ。


この人口で国の面積は日本の4分の3ぐらいだから、日本とそんなに変わらない大きさ。ただ、アーダーン首相は鉄壁の守りを貫いてこのコロナを入れさせなかった。国境を封鎖したのもオーストラリアより早かったし、これでオーストラリアもニュージーランドに続いて封鎖したように感じた。


オーストラリアも同じように早くから都市のロックダウンを強いて感染を上手く抑えることが出来た。今はこうした国が国内経済が上手く回っている。それは評価される点だけどその反面で自分たちの様な業種が思いっきりダメージを喰らったのはこれからも忘れないで欲しい。だから経済を回そうとしてGO TO をやった日本政府の気持ちは自分には良く分かる。