災いを転じて福となせる?

昨日、マリーバから来てくれた日本人の常連のお客さんが、今、セールを打ち出している高額の帽子やバッグのブランドをわざわざ定価で買ってくれた。お支払の際に「定価の値段で払うから」と言うので「セールしているので」と言うと「今日はそのつもりで来たの」と言って高額な商品の帽子とバッグを定価で買ってくれた。そして「だからお店ずっと続けてねっ」と言ってお店を後にした。


うちの店のために支えてくれている人がいる。こんなお客さんがいると今までずっと店を続けて来て良かったとつくずく思う。こうした常連さんがケアンズにはけっこういて皆んな自分の店を気にかけてくれていることに感謝したい。何とか出来るところまでは頑張りたいと思うが。。。  本当にいつになったら元の日常に戻るのだろうか。


10月になると今までの状況が変わり政府から出ていたサポートも減り、特に一番頭が痛い家賃だが州の定めていた減額の規定もここで終わり今後の金額は家主との交渉になる。もし家主が家賃を減額してくれなければ、この先は全額を払って行かなければならない。現状これは到底無理なことで、そうなったらもう店を畳むしか無い。


自分たちも知っているスピリチュアル・テラーの女性が、かみさんの友達に「自分たちは今は平気だけど10月になったら慌てる」と伝えたそうで、「10月って何か当たってるじゃん?」ってかみさんと顔を見合わせてしまった。何か方向性を変えなければと気持ちばかり焦ってしまってこの後に至っても何も考えられない自分が情けない。間もなく最大のピンチがやって来る。今は藁をも掴む思い、チャンスはあるのか?