暖簾

3月もすでに月半ばを過ぎてしまい今月もあと残り10日ちょっとなってしまった。来月からは政府援助のジョブキーパーも無くなってしまい柱だった収入源も断たれてしまうので、正直来月からの生活のことを今は何も想像したくない。これからはかみさんと自分のバイト代が主な収入源だ。


ここに暮らす日本人も最近は殆ど買い物に来なくなった。来月からの暮らしをどうするか?みんな考えているのだろうか。2月のセールスも酷かったが3月はさらに酷い、イースターホリデー前ということもあるが州外からの旅行者もめっきり減って、相変わらずこの界隈は死んだように活気が失せている。


先週の日曜日にお邪魔した委託商品を預かる友人宅のところで、ローカルにはどんな物が受けるだろうか?とあれこれアイディアを出し合って「暖簾」はどうか?という事になって早速やってみることになった。ある日本食レストランからの依頼を受けたのがヒントになって、だったらオーストラリア人に受けそうな暖簾をやってみようとそこで話がまとまった。


ケアンズのローカルは家のインテリアにはお金をかけるので、日本の伝統的なものをケアンズ風に少しアレンジした色やデザインの形にして、オーストラリア人好みの暖簾をこのローカルに向けて挑戦してみたい。他にも色々とアイディアが浮かんだので、今後に希望が持てることを期待したい。そして何とかこの世紀末の様な今際から早く抜け出したい。