マスクが取れても・・・

クィーンズランド政府によるマスクの着用は一昨日をもって既に解かれ、今はもうケアンズでマスクをしている人は殆ど いなくなった。暑い中、マスクをするのは気持ちの良いものではなかったが、もうマスクが売れなくなったかと思うとそれもまた残念な気持ちになる。まぁ、しかしマスクをしなくて良くなったことは喜ばしい。


これから例えワクチンが打たれたとしても、この世の中は常にマスクが必要になるのだろうか? 日本はこれから夏に入りマスクなんかしていたら暑くて大変だろうけど、例えば「極上冷え冷えマスク」とか「息苦しくならないマスク」とか日本は何でも色々と考えて作ってしまう国だからその辺は心配ないかもしれない。


昨日、大手旅行会社のオーストラリアの取締役が店に訪れて今後の展望について話してくれた。来年のゴールデンウィーク辺りを目指してそこで何としても日本人の旅行者を受け入れて行きたい、もしそれ以上伸びれば事業そのものを根本的に変えるか、さもなくば辞めるしかないと相当の決意を滲ませていた。


オーストラリア政府は海外からの旅行者の受け入れに対してまだまだ消極的で、例えワクチンを国民全員に打ったとしても国際線の再開は難しいという立場を依然として崩していない。モリソン首相は「仮に再開すれば一日に1000人以上の感染者が出るだろう」と実上、再開に向けての道のりにはまだ程遠く、今後も厳しい現実がしばらくは続きそうだ。