社会的弱者

昨日、半日かけてセンターリンクに出向く。センターリンクとは政府機関の日本で言う市役所の福祉課のようなところ、自分は今、掃除のバイトが週3日しかない,もちろんお店の売上で自分の給料は作れないので現状の収入は掃除だけだ。よって生計を立てるのが難しく自分は低所得者ということで今回援助を政府に申請する為にここに来た。


建物の中に入るとエアコンが効きすぎるほど効いていて、涼しいというより少し寒いかなと思うほどだ。早速、自分の取った申請番号を受け付けに提示すると座って待つように指示された。息子曰く、シドニーのセンターリンクの人はとんでもなく冷たいと言っていたので、そういう先入観で入ったが自分を担当した人はとっても優しく丁寧に対応してくれた。


ここを訪れる殆どの人は生活が楽ではない社会的弱者と言う印象が手に取って分かる。生活困窮者とも思える人も多くいた。オーストラリアという国は自分たちのような困った人を見捨てないで最後まで助けてくれる本当に優しい国だということをあらためて感じた。税金は高い分福祉は充実しているので弱者には住みやすい国だとつくずく思った。


自分のこの今回の申請が通るかどうかは分からないが、週明けの月曜日にリクエストされた書類を持って再び出向くことになった。 昨日のニュースでオーストラリアはワクチンの大幅な遅れと世界的な変異種の拡大により今年中の国境の再開は完全に見送りになった。しかし、だからといってこのまま低所得者としていつまでも政府の援助に頼ってる訳にもいかない。何とか頑張らないと。