エコロジー

今日はゴミの日、ゴミ回収車が自分たちの住んでいるエリアのゴミ箱を拾い集めてくれる。毎週1回、生ごみやグリーン(芝や雑草)を回収、隔週でリサイクルのゴミを持って行ってくれる。ケアンズのゴミの回収作業はおおざっぱで日本のようにゴミの種類によって曜日ごとに分別して出さないので日本に比べて 楽かもしれない。


今朝、かみさんが「このゴミって集まるとすごい量だよね」とポツリと言った。ケアンズのゴミ処理場にはたまに行くげど集められたごみが一体どれぐらいの量になるのか想像が付かない。240リッターもあるゴミ箱を11万世帯近く集めるのだから相当な量になることは間違いないと思う。


このゴミの話から「この間ね」とかみさんがうちの店に手作り石鹸を卸してくれる日本人の女性が新しく固形で作ったシャンプーとコンディショナーについて、しっとりとしてすごく良いから次は液体で作って欲しいと彼女に依頼したところ、液体で作ると容器がプラスチックになるのでエコじゃなくなってしまうと言われたらしい。


この女性はエコ意識が強く以前はプラスチックで包んでいた石鹸の包装も今は敢えて手間をかけながら紙を使って作っている。石鹸の材料に使うパーム油も環境に悪いとめんどくさいのを承知で敢えてココナッツを使ったりして、常に人の肌に優しいようにと100%ナチュラルな製品にこだわって作っているほどだ。


かみさんが「エスディージーズなんだよね」なんて言い出した。確かにこれからはこの持続可能な社会を作ることが求められるのは自分も同感だ。エコ意識が強いオーストラリア人には今後こうした考えに伴った商品を提供していくのも良いのではないかと思い、ちょうどタイミングよく店に訪れたメーカーのセールスレップにエコ商品を少し注文してみた。


「Save Plannet」とか「Clean Seas」と言って殆どのオーストラリア人は商品を入れるためのプラスチックバッグを受け取らない。今後はこんな人たちにアピール出来る商品を少しずつでも探って行きたい。実は今日かみさんもチャレンジャーで100%ナチュラルなハウスクリーナーの用途が揃うブランドをドカンとオーダーしていた。