本当に久しぶり

昨日、久しぶりに妹からメールが届いた。父親の様子を見に実家に寄ったそうで、その近況報告が記されていた。父親は相変わらずゼイゼイと息を切らしながら歩いているようで、弱っているに変わりないがとりあえず元気だという事でホッとした。ひとりで家事もこなしているという事で何より良かった。


メールには従弟のことがいっしょに添えられていた。2歳ほど離れた年下の従弟で小さい頃は同じ藤沢に住んでいたので良く遊んだ憶えがあるが、最後に会ったのは自分が小学6年の時の祖母の葬儀で、それから47年も会っていない。そんな従弟から妹に父親の様子を伺いに行けるのでその際には気軽に声をかけてほしいと手紙が届いたらしい。


その後、妹からメールのアドレスと携帯の番号を受け取り、昨晩その従弟にメールで連絡を取って見た。簡単な近況報告と父親のこと頼みますという内容のメールを送って、一体どんなメールがその従弟から帰って来るのか楽しみに待っていた。朝、携帯を取ると早速、従弟から返信のメールが入っていた。


自分の名前の漢字が不確かだったのか名前の後に?が付けられていた。その従弟の父親も88歳になり今は藤沢の老人ホームにいるので近くの町田に住んで2週間に一度そのホームを訪れる内容が近況といっしょに記されてあり、父親のところにも出向けるので良ければ声をかけてほしいと書いてあった。


今は幼い頃の顔しか思い出せないこの従弟だが、こんな長い時間を経てお互い繋がるなんで思いもよらない事で人生って面白い。最後にこれからも連絡を取り会おうとメールに寄せて結んだ。今度、日本に帰った時には是非この従弟に会ってみたいと思う。帰国の楽しみがまた一つ増えた。