朝、スポーツジムに向かった かみさんが「車がまたおかしい」と顔を紅潮させながらすぐに家に戻って来てた。せっかく早起きをしてジムで汗を流そうと思っていたのに、車が調子悪くて行けなくなってしまい怒りを自分にぶち当てて来た。「いっしょに乗って」と言われてさっそく調子の悪くなった車で家の周りを走ってみた。

暫らく低速で走ると「ドン」という突いたようなノッキングが始まり運転席のパネルにエンジンのトラブルランプが点いた。「これヤバいよ」と言って車を止めたが、かみさん曰く、エンジンランプが黄色なので走れるというのでそのまま車を走らせると今度は走行中に「ガクン」となってシステム異常のTCS作動ランプが点灯してしまった。

この状況を携帯で撮影して次の日にあらためてマツダのディーラーに車を持って行って、整備士といっしょにテストドライブをしてみたが、この時に限って車は何ともなくトラブルのランプも点灯しない。整備士も半信半疑になったが、ここでかみさんの形相がすさまじく変わり携帯を見せながら昨日のことを整備士にまくし立てた。

この圧力に整備士も慄きながら押されてしまい、結果的にはもう一度点灯することで話がまとまった。夕方に車を取りに行くと整備士が「この車ははずれだったかも」と言って修理費の見積もりを出したら、かみさんは再び形相が変わり「ただでやって」とドスを利かせ、不在だったマネージャーの返事待ちとなった。月曜日に分かるのだが果たしてどうなるだろうか？