不安より期待

スコット・モリソン首相はG7首脳会議の出席を前にシンガポールに立ち寄りリーシェンロン首相と対談して両国との間でのトランスバブルの旅行協定の形成に向けての共同声明を発表した。これによりニュージーランドに続いて2国目となる隔離なしでの渡航往来が現実味を帯びて来た。


シンガポールとのトランスバブルの開始時期は未定だが年内にも再開が出来るように調整しているということ。日本からもすでにワクチンを接種した人はシンガポール経由で渡航が可能になる。シンガポールで再度検疫を受けた後に陰性であればオーストラリアに検疫なしで入国できるのでオーストラリアに向けてのひとつの扉が開いた。


シンガポールは現在、国内感染者数が約200人ほどとアジアの中でも比較的感染が抑えられている国で、今後も感染拡大が無ければ年内の早い時期に双方の渡航が再開されるのではないかと期待が高まっている。スケジュールは分からないがもしジェットスターがケアンズに入るのであればさらに期待は高まるのでは。


ニューサウスウェールズ州でも7月から留学生を対象にした受け入れが始まる。ワクチンの接種が進みだして、ここに来て徐々に国境再会の動きが加速してきた。日本人旅行者が最初にケアンズに訪れるはいつだろうか? もうそう遠く無いところまで来ているのかもしれない。やっぱり日本人旅行者が再びこの地に訪れるのをこの目で見たい。