我慢の時

先週末から無理を押して働いていたかみさんが遂に腰痛でダウンしてしまった。少し前から腰痛が酷くなり、一昨日からは仕事にも支障を来たすほど悪化してしまい、今は殆ど何も出来ないぐらい腰痛が酷くなってしまった。今まで頑張り過ぎて働いたのがたたったのだろうか、本人も普段通りに動けないことに今は強い憤りを感じている。


ラーメン屋さんの長時間による同じ位置での立ち仕事や、ウーバーイーツの食事の配達で車から乗り降りを繰り返すことが原因で腰に負担がかかり、痛みが神経に触れて今は立つことも困難な状況になっている。昨日も午後にやらなければならない店の経理を処理するために痛みを押しながら来て仕事をこなした。


ウーバーイーツの仕事が日課になっているかみさんは、昨日も「稼がないと収入が無くなる」とウーバーが出来ない腹立たしさから悔しくて涙を浮かべていた。「よし今日は俺がやる」と言ってちょうどプロモーションも出ていたので、「大丈夫」と言うかみさんに何とか運転を任せて自分が配達に回り、駐車して止めるのが難しい市内を中心に二人タッグで件数をこなしていった。


取りあえず9時過ぎまでやって目標だった10件だがそれ以上やって後は今日に回して家路に着いた。急いで夜食を作りご飯と野菜だけの寂しいとりあわせになってしまったが、何だかその質素な食事がやけに美味しく感じた。今は外食も控える毎日でこんなのではなくかみさんにはもっと人間らしい生活を普通にさせてあげたいと思うのだが、どうにもならずこれからも遠く我慢の日が続く。