前向きな気持ち

ケアンズの観光業の状況は日ごとに悪化する中にあって最近は色々な人が自分たちの店のためにアドバイスをしてくれる。昨日もうちの店の状況を見かねて面白いアドバイスをくれた人がいて、「この店をマーケットにしたら」なんていう発想を出した人がいた。


このケアンズにはお店を出したくても家賃等で出せない人がたくさんいるそうで、そうした人に店の一部を貸してみたらというアイディアで、そうした人たちはSNSやフェイスブック等で色んなところに発信するので人が集まるかもしれないと語ってくれた。ただ、市内は今閑散とし過ぎているので本当にあつまるのか?実は分からない。


他にも委託で商品を店に置いてみてその反応を見てみるとか、何かやってみることが大事だとチョー前向きに話すのでこっちも何だか面白くなってきて、その人のアドバイスを耳を澄まして聞いていた。確かに商品がバラエティーにとんでいれば人が集めやすいが。。こんな市内の良い場所に店があるのは特別なことだと言っていた。


今はここに住むローカルの日本人の人もなかなか仕事が無いので、皆な自分で何かを作ったりして挑戦している人が多いと言う。自分がここに来た頃は永住権を持つ日本人は、もう仕事が引く手あまてで確保するのに大変だったけど本当に時代は流れた。そして今はたぶん今までで一番厳しいところだと思う。


こうした前向きなことを皆な真剣に自分たちに話してくれるので有難いし涙が出そうになる。だからとにかく何か動かなければいけないと自分に言い聞かせて自分をさらに追い込みたいが、まだその「これだ」という答えが実は見つからない。ただ一つあるとすればそれは「やる気」だけというのは間違いない。