祭のあと

昨日は初めて日本人会が主催する「盆踊り大会」に屋台で出店した。出した商品はローカルの人が好むかなと思ってプラントを選んで置いてみたら予想以上に売れたので出店して良かった。今年は何しろ旅行者もいないのでそんなに集まらないんじゃないかと思ったが、意外にもけっこうな人が集まったのでびっくりした。


これならもう少し売れそうな商品を増やせば良かったかなと思ったけど、まさに「後の祭り」とはこの事かもしれない。最初からそんなに売上は期待していなかったんだけど、やっぱり人が多いというのは違うなと思った。いつも人通りが殆ど無いところで商売をしているので人が多いのは実に楽しい。


見物客のオーストラリア人も積極的に盆踊りに参加してみんな楽しそうに踊っていた。こんな和やかな時間を過ごしたのは久しぶりで、お祭りなんか見るのはいつ以来だろうと記憶を辿ったが思い出せない。世の中コロナじゃ無かったらきっとこんな盆踊りのお祭りもケアンズで見ることは無かっただろうか。


踊りがすべて終了して最後に海から花火があがった。日本の花火のように大きくて立派ではないけど、今まで見た花火の中で一番こころに残った花火だったかもしれない。きれいだったなぁ。。 片付けをすべて終えて時計を見るとすでに9時半時を回っていた。人が殆どいなくなった後も残された櫓の提灯がまだぼんやり灯っていた。