他州に比べて。。。

今朝、日本領事官の人と会うと開口一番「12月ですかね」と笑って国境再開の目途を話し出した。昨日、カンタス航空が11月と12月の国際航空路線を再開する計画を発表したのだ。その中でシドニー~成田間の再開も発表され予定では12月19日からスタートする計画になっている。


ニューサウスウエルズ州のワクチン接種の完了に伴い、州では11月1日から一定の条件を満たした海外旅行者に対して隔離措置無しでの入国が認められる。早速、これを受けての今回の発表ではないだろうか。さらにメルボルンからの便もこの後、順次発表される見込みで、傘下のジェットスターが12月18日よりメルボルン~シンガポール線を予定している。


領事館の人とも話していた今後の懸念材料は何と言ってもクィーンズランド州がどう動くかだ。接種率の上がらないこの州がこのまま隔離措置を続ければ、せっかくオーストラリアの門戸が開いたとしてもそれでは意味がない。それに日本から直行便が入らなければ一般の旅行者は恐らく来ないだろうと。


クィーンズランド州は悪まで接種率90%以上で初めて国境の再開を認める方向だが、この州でこの数字が達成するとは到底思えない。コロナ感染が無い中で危機感が全く無い州民が率先してワクチンを接種する訳がないからだ。今後はこの州が達成が例え出来なくても国境再開による経済効果を上げて行く柔軟な姿勢に切り変えて行くことを望みたいが。。