飛び切り嬉しかったこと

昨日は一日店を開けても売上が全く無い虚しい日となったが、今日は朝から常連のお客さんが訪れてくれて何とか売れ上げを作ることが出来た。とにかくいくらでもいいからその日に売上があると安心する。そして特に土曜日は勝負の曜日、ローカルのお客さんが一番動く曜日が土曜日だ。


いくらでもいいからその日に売上があると安心するって言ったけど、「今日は果たして売り上げが作れるだろうか?」と朝この店に来て思うことはまずそのことだ。不安な気持ちで店を開けて、午前中にお客さんが来て何かを買ってくれるとホッとする。午後になっても売上が無いと今日はもうだめかなと思ってしまう毎日その繰り返し。


店があるこの通りは4時を過ぎるともう殆ど人が通らない。これがコロナ前まではケアンズの一等地だったんだから「通り」って本当に生き物のようだ。外国人観光客がいなくなった途端に人流が無くなって、渋谷のスクランブル交差点がいきなり明治神宮外苑の銀杏並木の通りみたいになった。


今日一番嬉しかったのはローカルのお客さんが、「あなたのお店で一番早くクリスマスプレゼントを買ったのよ。良いプレゼントが見つかったわ」と言ってプラントグッズの詰め合わせで作ったクリスマス・ハンパ―を選んで買ってくれたことだ。かみさんの力作でこれが心の底から嬉しかった。