州民の理解

今日は朝から小雨がぱらつく空模様、晴れ間の覗く天気と相まって起掛けに庭先を見ると虹がかかっていた。朝は風も吹いていて太陽が降り注いでいる間は気持ち良かったが、今は風も止んで湿度もあってか蒸し蒸しとした不快な感じがする。曇り空に覆われている分猛烈な暑さではないのが救いだ。


店を開けたと同時にTTNQ(ツーリズム・トロピカル・ノースクイーンズランド)のスタッフが買い物に来てくれて、今後のケアンズの展望を話してくれた。ここに来てオーストラリア政府と日本政府の二国間で国境再開の話が前進しているという事だ。お互いの国でコロナが落ち着き出してきているので再開はそう遠くないらしい。


自分が「ゴールデンウイーク辺り?」と尋ねたら、もう少し早い時期に開けられるのではないかと言っていた。先日の会見でモリソン首相も同様に日本と韓国との間で早い時期にトラベルバブルを再開したいと述べていた。日本の隔離無しでの再開もそうだけど気になるのがクイーンズランド州の90%の接種完了が達成されるかどうかだ。


TTNQの彼もこの点について一番懸念していて、達成はほぼ難しいと感じている。今後も80%で予定されている接種完了者でなければレストランやパブの利用は出来なくなるという法案について大勢の反対派がデモを起こす予定になっている。さらに多くの国境再開に否定的な州民をどう説得するか。TTNQのスタッフも懸命に国境再開に向けて 関係方面にアピールし続けている。