すべて ブラックな週末

昨日から始まった「ブラックフライデー」のセール、月曜日まで4日間催される。もともとはアメリカ発祥のビックセールだが、最近はオーストラリアでもこのブラックフライデーのセールが定着して来た。 オーストラリア小売り協会と民間会社の調査によると国民の92%がこのセールを知っていると答えたそうだ。そして52%の人がこのセールを機に何か購入したいと考えているらしい。


そんな影響からか今週はずっと暇続きで売上げも殆どパッとしなかった。最もうちの店はこの2年近く毎日がセールでブラックフライデーだったけど。そしてこの先もずっとブラックエブリデーで店を畳むまでセールを続けていると思う。それでも一向に売上が作れない日々の中、只々真っ暗な闇の中を漂い続けるブラックホールの中を彷徨っている感じがしてならない。


うちの息子も早速このブラックフライデーのセールを利用してコンバースのオールブラックなスニーカーを購入していた。定価の半額だったそうだが、直ぐに飽きてしまって昨日ネットでせっかく買ったスニーカーをもう売りに出していた。安いからと言ってたいして欲しくないものを飛びついて買っても結局すぐに飽きてしまう。そう、ブラックフライデーという買わなきゃ損みたいなブラックな罠にかかってしまったのだ。


その息子だが今日はかみさんの親友から21歳のお祝いとして頂いた極上のウイスキーやネクタイの御返しを兼ねて息子やかみさんといっしょにその友人家族らを招いて、今、レストランに出向いてランチをご馳走している。自分はもちろん店で売り上げを作らなければいけないのでこの食事会には当然 行けない。そしてこの後も今日と明日でかみさん命令のプロモーションに釣られた ウーバーイーツのデリバリーが待っている。まったくすべてブラックな週末だ。