忘れていた誕生日

今度の日曜日はかみさんの誕生日、今朝、キッチンに立っていたかみさんが何気なく「日曜日は料理を何にも作りたくないなぁ」と自分と息子に問いかけた。自分たちは特にこのことに反応しなかったら、「日曜日って誕生日なんだけど忘れてるよね」と怒ってしまった。自分も息子もハッと気付いたけど遅かった。


自分たち家族の誕生日は息子が11月7日、自分が12月8日、かみさんが1月9日と語呂合わせのように並んでいるので覚えやすい。息子の時も自分も結局は誕生日に何もすることなく家族でレストランに行って食事することも止めてしまった。だからかみさんの時にはと思っていたが。。。


その後、取って付けてたように「ケーキを頼みたいんだけど彼女の電話番号教えてくれる?」といつも自分たちの誕生日にケーキを作ってくれる日本人の女性の電話番号をかみさんに聞いたら、それ私に聞く?」と怒ってしまった。「えっ」と思ったけど「もう、いいよ、何にも要らない」「いつも自分たちのことしか考えてないんだから」とさらに怒りがピークに達してしまった。


店で何とかその女性の番号を探し出してすぐにケーキを頼もうとして電話してたらその時に運悪くかみさんが店に入って来て電話をしているのがバレてしまった。かけている横で「グルテンフリーにしてよ」とふて台詞を吐いてすたすたとラーメン屋さんの仕事に行ってしまった。でも、その顔はにやけていたのを自分は見逃さなかった。