希望と絶望の狭間

もうすぐ2月、去年もそうだったけど売り上げがまったく見込めない月がこの2月、学校も始まって州外からの旅行者も殆どいなくなる最悪の月をこれから迎える。去年との違いは、このころはまだ政府からジョブキーパーという援助金が国民に配られていたので助かっていたが今年は自力で稼がなければならない。


そんな中、希望も見えて来た。イギリスは殆どのコロナの規制を撤廃し始めている。3月には陽性者でも隔離が無くなることが検討されているようだ。国民はコロナ禍との共生を選んで社会を動かし始めている。デンマークなど他のヨーロッパの国々もそれに続き出してコロナとの共生を進め出した。


そんな世界情勢を見ているとこのコロナも収束の時期が近いのかなと感じる。今までは感染が増加したり減少したりで一喜一憂していたけど、もうそういうことも無くなって再び自由な社会が訪れるようなそんな気運が広がり始めた。ここオーストラリアでも国民はコロナとの共生を選んだ。


しかし、依然として今も闇の中でもがき苦しんでいることに変わりは無い。自分たちが最も気にしている日本は明るい兆しがまだ見えて来ない。店を続けるのがもう限界に近いんだけど、そのすぐ先に見える希望の光に手が届きそうな、でも闇がそれを覆って絶望の淵へと自分たちを追いやって今日もその狭間に立っている。