熱く迎えたい

2020年3月26日、午後12時15 分、最後のフライトとなったケアンズ発ー成田行きの便でケアンズに残っていたすべての日本人観光客が帰国の途に着いて行った。この日を境に日本人観光客はケアンズから姿を消した。あれから2年2カ月が経ち再び日本人観光客がケアンズに戻って来る。


一昨日発表されたジェットスター航空の公式アナウンスで再来月の7月21日からケアンズ直行便が成田、関西空港から飛ぶことが正式に決まった。題して「飛べ飛べオーストラリア」。耐えて待つこと2年、やっと待ちわびていた日本人観光客がケアンズにやってくる日が来た。長かった。実に長かった。この言葉しか今は出てこない。


果たしてどれくらいの数の旅行者がケアンズに来るのだろうか? ふたを開けてみないと分からない。でも来ることには間違いない。後、約2カ月弱、ちょうど夏休みが始まりお盆休暇とも相まって一番忙しい時に飛んでくる。家族連れが多いかもしれない。女子旅の若い人が多いかも? とにかく待ちに待った日本人観光客がケアンズにやって来るのは確かだ。


でもお客さんに喜んでもらえる商品がもうあまり無い。オーダーをするだけの十分な予算も無い。プラントは買わないし、円安も絡んでくる。夕方からの掃除の仕事はどうしようか? でもまた以前のように夜の9時まで頑張りたい。とにかく今は待って、待って、そして待った日本人のお客さんを飛び切りのおもてなしで熱く熱く迎えたい。