安倍さん、安らかに

昨日の安倍元総理大臣の遊説先での銃撃事件はオーストラリアでもショッキングな事件として大きく取り上げられました。アルバニージ首相もG20の訪問先であるインドネシアで「安倍氏は外交の舞台において、オーストラリアの最も親しい友人の一人だった」とし、日豪関係を2014年の特別戦略的パートナーシップを締結するまでに引き上げたのは、安倍氏のビジョンだったとコメントしています。


言論を暴力で否定することは間違っているどころか銃を使ってそれを弾圧するという行為は到底許されるものではありません。容疑者の男は手製の銃で事件を起こしたと報道にありましたが、この先、3D プリンターなどで容易に銃が作れるとするならば、銃についての規制や法制を今一度根本から見直す必要があるのではと感じます。


同じ銃社会では無いオーストラリアでも今回の事件は銃自体の存在意味を国民に問いかけたかもしれません。ケアンズでは領事館が月曜日と火曜日に安倍元総理大臣の弔意表明のための弔問記帳を実施する予定です。今回のような事件が二度と起こらないことを願います。心よりご冥福をお祈りいたします。