かみさんがスーパーの仕事から店に帰って来ると只ならぬ表情で「絶対あり得ないんだけど。。。見たくないものが私の車に。。。」と絶句していた。「えっ、どうした？」と聞き返すや否や「ちょっと見て」と店のすぐ前に止めてあるかみさんの車を震える手で指さし、近ずいて見るとそれは確かに見たくないような光景だった。

なんと助士席側のボンネットの側面からタイヤにかけてお好み焼きのような「うんち」が大きくかかっていた。回りにはハエがぶんぶん飛んでいて、すでに時間も少し経っていたのだろうか？　それにしても時間はまだ午後の４時を差し掛かったところ、真夜中じゃあるまいし昼間のこの時間にする？　しかも子供サイズのうんちにしてはちょっと大き過ぎるし。

だいたいこんなところでするか？　この通りは一応ケアンズのメインストリートで日本なら銀座の１丁目辺り。それに人の車の上に普通する？　まぁ、おそらく大きな子供が我慢出来なくなってしたんだと思うけど、それなら親も親でどうかしてると思うよね。どう考えても道路に止めてある車にうんちはさせない。

隣りのお土産屋さんからホースを借りて車を入念に洗車、洗っている最中に水が飛び散って顔にかかってしまい、何だか以前していた掃除の仕事を思い出してしまった。かみさんは「これでウンが付くかなぁ。。」と言っていたが、自分は本当のうんがついてしまった。この後、かみさんの言ったことを鵜呑みにして早速宝くじ売り場に向かった。