嬉しい水際対策の撤廃

ようやく日本も外国人観光客の水際対策が撤廃される動きが発表された。早ければ10月中にも現在行われている1日あたりの入国者数の上限撤廃や個人旅行の解禁、訪日ビザの免除など外国人に課せられていたこれでもかという水際対策が無くなるかもしれない。これがクリアされれば外国人は本当に来日しやすくなるのでは。


欧米の人はまず団体で旅行はしない。殆どの場合個人で旅行をする。これに今までは添乗員まで付けなければいけなかったので、これでは日本に旅行に来るはずがない。もう一つは複雑な訪日ビザの取得、これが同様に大きなネックになっていた。この2つが無くなることは入国に向けて非常に大きな前進になる。


今は円安が顕著なので外国人にとっては日本はかなり魅力的な観光マーケットの1つ。ただでさえ物価も安くてサービスの質も良いので、多くのオーストラリア人は日本に行きたくてしょうがない。撤廃されれば今年の冬のスキーシーズンは恐らくオージーで白馬やニセコなどの有名観光場所はごった返すのでは?


観光に依存する自分たちにとってもこの撤廃のニュースは吉報で他ならない。オージーがケアンズからジェットスター航空をコンスタントに利用してくれればこの先のフライトのキャンセルは大幅に少なくなる。日本人にこれ以上評判が悪くなることはどうしても避けたかった。これでようやく本当の意味でのスタートラインに立てたような気がする。