昨日、一昨日と懐かしい顔のお客さんが店を訪れてくれた。２組とも３年ぶりのケアンズとすこぶる懐かしがっていた。毎年３～４回ケアンズに来るお客さん達だったので、何か３年も経った気がしないけど、あらためて３年も過ぎたんだと感慨深いものがあった。コロナが始まってから３年近くの月日が経ったことをお客さんと話しながら思い出してその時を回想していた。

入り口の前にひょっこり現れニコッと笑って「久しぶりだね～、元気だった～」と再会を喜び合う。こっちも微笑みながら「あ～、元気でしたか～」と懐かしさに顔がくちゃくちゃに緩んだ。「店が無くなっていたらどうしようかと思ったよ～」なんて言われながら「いやぁ～　良かった、良かった」と店が続いていることに安堵していたので自分も苦笑いを浮かべるしかなかった。

もう一人のお客さんはいつも家族３人でケアンズに来る方たち。こちらも入口に入って来た時にすぐに分かった。「いや～、お久しぶりです。お元気でしたか？」「実はもう、そろそろ来るんじゃないかなと思っていました。」と再会を待ちわびたように喜んだ。皆さん、変わらず元気で何より良かった。

そして今日も来週ケアンズに来るという毎年来てくれていたお客さんからのメールが届いた。３年近くもの間ケアンズに来れなかったお客さんが次々とやって来る。こんなに嬉しいことは無い。とりあえずここまで店を続けて来て良かった。自分の予てからの願いが徐々に叶って行く瞬間だった。