かみさんが里帰り

今日、かみさんが定刻から30分遅れでケアンズ国際空港から日本に向かって出発した。3年半ぶりの里帰りになる。今回、日本には3週間滞在する予定で久しぶりに両親やお姉さん、日本の親友たちに会う。実家は名古屋なので一度関西空港に降り、今晩はケアンズで仲が良かった時の大阪の友人の家に泊まることになっている。


今朝、普段より早く起きて荷作りした荷物の中身を再確認をした後、スーツケースの重さを再度チッェク、パスポートなどの重要な書類を確認して家を出た。出先にかみさんが「もし、飛行機が落ちて私がいなくなったら、この家の片付けは絶対に他人にやらせないで! あなたがやって! これが唯一の遺言」なんてつまらないことを言う。


「保険金が少し入るよ!」とまたつまらないことを繰り返していたが自分はずっと黙っていた。家を出る間際になって「携帯が無い!」と慌てていろんなところを探しまくるが出てこない。「うそっ、どこに置いたんだろう? 無い!」とさらに慌てふためく。自分の携帯を鳴らしてみるとバスルームに置きっぱなしになっていたのが分かった。


空港のインターナショナルターミナルに着くと真っ先に置きっぱなしの荷物を積むカートを探す。そしたらセキュリティーのおじさんがカートは無料だからとカートプールからひとつ出してくれた。てっきり有料だと思っていたが最近は無料になっていた。ここでもかなりせこさが出ている。関空までの所要時間は7時間10分、今頃はグアム辺りの上空を飛んでいるんだろうか? 窓から見る沈みそうな紫色の夕日を想像する。