60’s

以前、紹介した地元の人が作るクラフト作品が、今ちょっとケアンズにいる日本人の間で話題らしい。ヴィンテージの生地を使ったエコバッグのことだが、この情報を知ったローカルの日本人のお客さんがこれを目当てに店に訪れてくれている。入荷した日から10日が経つが既に8個が売れてしまった。


昨日は新たに3つ追加で持って来てもらったが、うち2つは既に予約で商品を取り置きしてほしいと連絡があった。本人が新しい柄をアップしたらすぐ連絡が入ったらしい。ディスプレイする間も無く直ぐに売れてしまい凄いことになっている。嬉しい誤算(失礼か?)だが本人曰く、生地を集めるのが非常に大変なので大量には作れないということだ。


もちろん、だから人気があるのだろうけど、「この生地、どこで見つけてくるの?」と尋ねたら「ひみつ!」と返されてしまった。彼女によるとこれらの生地は全て60年代のヴィンテージだそうで、実にそそるデザインに仕上がっていて、この商品が瞬く間に売れて行くのが手に取るように分かる気がする。


これも全て彼女の感性から来るものなのだろうが、いやぁ。。実に素晴らしい感性を持ち合わせていると感心する。さらに、お客さんから他にももっとバッグの種類を増やしてほしいとリクエストがあった。因みに次に考えている商品は今、需要が高まっているこの生地を使って作ったプラントポットの試作品だ。