個別包装じゃないとダメ

以前このブログの中でお土産のチョコレートやクッキーは個別包装でないと売れないという話をした。コロナ禍ということもあり特に職場などに渡すお菓子は個別包装でないと衛生上調子悪いということらしい。確かに日本人の旅行者は殆どのお客さんが「これは個別包装ですか?」と尋ねる。


元々オーストラリアではお菓子の個別包装なんていう需要も無いし、特にそうした風習も無いので個別包装の商品がそもそも少ない。個別で包んだ袋は結局ゴミになるし環境にも良くない上コスト高にもなってしまうので、逆に個別包装のチョコレートやクッキーを探す方が難しい。


これはまさに日本人だけの要望で諸外国から来たお客さんが「これは個別包装ですか?」なんて尋ねた人など誰もいない。そもそも箱のチョコレートやクッキーをお土産にするのも日本人だけだけど、これもコロナ禍になってから拍車をかけて一段とパワーアップした日本人特有の風習の1つだ。


チョコレートやクッキーならまだしも昨日はマカダミアナッツの個別包装は無いか?というお客さんまでいた。「どこに行っても置いてないんですよね」って言ってたけどそんな商品ある訳ない。1つずつ配るのかな? 甘栗天津の個別包装ないですか?と言ってるようなもんだけど、さらにその後カンガルージャーキーの個別包装は無いですか?という人までいた。個別包装にも限度がある。