萬屋?

日本領事館の方と話す機会があったので、この先の方向性について質問してみたが、まだ先のことは何も分からないらしい。 ケアンズでちょうど この時期、一週間に渡って恒例の領事館が主催する和太鼓やお茶会などを披露するジャパンウイークのお祭りが開催される。今年は日本人がケアンズに来る事が無いのでオンラインで行うらしい。毎年その広告のポスターをウインドーに貼って宣伝するのがうちの店の役目だが今年はどうだろうか?。


昨日、半年をこのケアンズで過ごしたというワーホリの女の子が店でお買い物をしてくれた。噂には聞いていたけど、実際にまだケアンズに何人かのワーホリの子がいるんだなとその存在を改めて知る。お寿司屋さんで働いていたそうでワーホリの子は今では貴重な存在になっている。因みにワーキング・ホリデービザを利用して各国からオーストラリアに訪れる若者って年間で20万~30万人に上るそうだ。


その女の子、シドニー経由で日本に帰国する予定なんだけど、家族のお土産を探してると言って彼女、うちでたくさんの商品を買ってくれた。コアラの形のチョコレートやローカル・ハチミツ、カンガルー皮のお財布等々、普段は全く売れないような商品を選んでくれて、自分自身忘れかけていた旅行者の時のような接客が出来て、コロナ禍の話なんかも含めて暫し楽しい時間を過ごすことが出来た。


こんな商品を売るのはホント半年ぶりかな。普段、当たり前のように売っていた物だけど改めて今はこうした商品を売ることが凄く難しいという事に気付かされる。今は植物やプラントポットを売ったり、地元の人の工芸品を売ったり、お土産のカンガルー皮の製品を売ったり、オーストラリアのブランド品を売ったり、ガーナ産の編んだバスケットの籠を売ったり、日本製の商品を売ったりと、おそらくこんな店は世界でも稀だろうか?