7回忌

今日、3月27日は母親の命日。今年の命日はちょうど7回忌にあたり、早いもので母が亡くなってから6年の歳月が過ぎた。父親は妹夫婦と近くに住む母の妹を呼んで墓参りをした後にみんなで食事をしたそう。久しぶりにみんなに会えて父親も楽しかったのではないかと思う。


自分はこの7回忌に合わせて日本に帰国はしなかった。妹には今年の暮れには日本に帰るので墓参りはその時にあらためてすると伝えた。父親は自分が帰るのを楽しみにしてたと思うし、7回忌に帰れなかったのは申し訳なかったけど、店をいつ出されるか分からないこんな状況なので帰国するのを最後まで躊躇ってしまった。


だから日本に帰ったら真っ先に母の墓前に手を合わせたい。そして母が亡くなってからのこの6年間のことをすべて話したいと思っている。まぁ、母はたぶん知っているだろうけど。自分が唯一弱音を吐けるのは今も母だけ、この3年、辛い時はいつも「お母さん、もう駄目だ」と母に弱音を吐いて来た。


自分の心の中にいるのはいつだって母親。次の13回忌の時は自分が取り計らう。その時に父親も元気だと良いけどちょっと分からない。今朝も母の写真に向かって「お母さん、今日、命日だね」と手を合わせた。今夜、もう一度父親に電話をするつもり。そして母に問いかける、「お母さん、今日は暇だよ」、でも母親はすべて分かっている。