怪我の功名、いや棚から牡丹餅

昨日から遂にスタートした日本人の隔離免除でのハワイへの渡航、果たしてどうなるだろう?と興味深く見ていたが、搭乗率が26%で60人の乗客がハワイに向けて出発した。当初、日本に帰国した際に14日間の隔離措置が待っているので何人ぐらい行くかなと思って見ていたけど、けっこうな人数だったので行く人は行くんだなと自分が予想した以上の見込みだったと思う。


ハワイはアメリカ本土とは状況が違うと思うけど、日本政府が出している渡航基準はレベル3の「渡航禁止勧告」の地域だ。さらにハワイ州は陰性証明があれば本土からも隔離なしで受け入れている。危険と言えば危険だが日本でも今ならGO TO TRAVEL何かを利用して国内、全国津々浦々どこでも行けるんだから、収束が見えて来たハワイだったら条件は変わらないのかもしれない。


ただ、この条件でハワイに行くというのは、もちろん長期滞在が目的か余ほど日程に余裕のある人でないと難しいと思う。裏を返せば普通の旅行者が短期で気軽に旅をするというのは、まだ当分先になるという事。とは言え海外旅行が始まったのは事実、ハワイの協会会長が「日本人観光客がハワイに戻って来ないと、ワイキキはスタート出来ない」と言っていたけど、それはケアンズでも同じ、全体の40%近くが日本人観光客のケアンズは15%のワイキキより更に上だ。


因みにオーストラリアへの渡航基準はレベル2の「不要不急の渡航を控える」で、ハワイより遥かに安全だが、それはクィーンズランド州知事が今も鉄の牙城で完璧にここを守り続けているから、因ってケアンズで暮らす自分たちはコロナとは無縁の世界にいれるのだが、それと引き換えに日本人のオーストラリア入国は先の先、経済に弾みを付けるという意味でこのハワイの渡航がスタートしたことがきっかけとなって、何とかケアンズでも棚から牡丹餅みたいな奇跡が起きれは良いのだが難しいだろうな。。。。