全力投球

以前、ケアンズ市役所に来年の年間駐車料金の減額の嘆願を申請していたのだが、結果は残念ながら却下され従来通り払うことに、こちらの念願も虚しく密かに期待していた目論見も簡単に打ち砕かれた。さらに食い下がって話だけでも聞いて欲しいと持ち掛けたが、これまた却下で相手にされなかったのが悔しい。


まぁ最初から期待はしていなかったけど、とりあえず「当たって砕けろ」の精神でやってみたが今回は砕けるのがすごく早かった。もう最近は何事もお金がかかることは、とにかく交渉してみる癖がついた感じで、何事にもただでは引かない自分が何か追い詰められているのがよくわかる。


たまたま道で会った日本領事館の方にこの話を話したら、ケアンズ市役所は対応が冷たいと同調してくれたけど、「公共の料金を安くしろ」というのもどうだろうか?と思ったに違いない。かみさんも「バカじゃないの?」と呆れていた。こんな状況じゃなければ誰がこんなことするかと思うけど、今は本当に何事も藁をも掴む思いなのだ。


かみさんは最近ウーバーイーツのデリバリーを始めて、それなりに仕事を楽しみながらこなしている。こういう時って女性のほうが男より強いのかもしれない。かみさんを見ていると何かハツラツとしていて何だか自分が情けなくなって来る。こういうテンションの下がっている時は、やっぱりお客さんとの接客で全力投球を見せるしかない!