一通のクリスマスカード

先日、絶妙なタイミングでシドニーから帰って来た息子が、今度はいきなり感染者が続出しているシドニーのノーザンビーチズの市中感染を受けて政府より14日間の自宅待機を命ぜられたところ、昨日のPCR検査で陰性と分かり今回、隔離は何とか免れることになっがそれにしてもあと数日帰るのが遅かったらシドニーに閉じ込められているところだった。


これによってニューサウスウエルズ州からの移動はまたしても規制がかけられ、この空転直下の集団クラスターによる国境閉鎖はクリスマスを土壇場に控える中で、旅行者のキャンセルが相次いで起こる状況にあって航空会社は今てんやわんやの状態になっているということ。今もニューサウスウエルズでは空港に取り残されて帰れない人が溢れているらしい。


さらにイギリスから帰国したひとりのオーストラリア人が感染力の強いとされる変異種のコロナウイルスに感染したことで、たったひとりだがこちらも大騒ぎになっている。このコロナの変異種はマスコミの伝えるインパクトが大きく影響するのか、世界中がイギリスに対して厳戒態勢を敷いているのが如実に伝わる。


こんなクリスマスはもういいかな。 今日一通のクリスマスカードが届いだ。送ってくれた人は30年来の付き合いがあるブリスベンに住む年配の女性だ。その昔、ゴールドコーストの借家でお世話になったオーストラリア人で、今もこうしてこの時期になると必ずクリスマスカードを送ってくれる。この受け取ったクリスマスカードが凄く嬉しくて何か無性に彼女に会いたくなった。