ポストカード

お土産屋さんには絶対と言っていいほど置いてあるのが「ポストカード」。お土産としてのポストカードはご当地の有名な場所を写したものが多い。オーストラリアでは他にコアラやカンガルーなどの動物のポストカードも多いけど。たかがポストカードかもしれない、されどポストカード、自分はこのポストカードに以前から拘りがあった。


もう、かれこれ17~18年以上前のことだったか、ふらっと入ったクィーンズランダーの味のあるアンティーク雑貨の店にノースクィーンズランドの古ぼけたポストカードがレジカウンターに置いてあった。時代は1960年代から70年代ぐらいのポストカードで、もちろんそれはオリジナルのものだった。


それを見た時に「これは面白いかもしれない!」と瞬間的にひらめいた。早速、ギンピーという所にある老舗スーベニアのメーカーにオールドポストカードが作れないか問い合わせてみた。実は以前、ここが作ったポストカードで60年代のグリーン島の浜辺で遊ぶお母さんと子供が写ったポストカードがずっと頭から離れなかった憶えがあった。


とにかくオリジナルに拘った。ここが持っている当時のコピーライトで作ったものでなければ意味がない。今回もまた同じように先方が持っていた70年代のケアンズの風景から6枚を選んで作ってみた。その中の1枚はエスプラネードの土手で会話している女性が写っている見事な風合いを醸しだしたポストカードが送られて来た。しかし、これはただの自己満足かもしれないが。。。