一人暮らし

日本はここ最近、猛暑続きで大変の様なので父親に生きてるかなぁと思って連絡を取ってみたら電話口から元気な声が聞こえたので安心した。さすがに昨日は熱帯夜でエアコンの効きが今一つだったようで「いやぁ 暑かった」と参っていた。日本のニュースで高齢者は夜に死亡する確率が高いなんて言っていたのでちょっと心配になる。


確かに人間40度を超えたらヘロヘロになるだろうなぁと思う。ましてやこの温度に加えてマスクまで付けるんだから今年は特別な夏になりそうだ。この猛暑はもう少し続きそうなので父親には注意しながら頑張ってもらいたい。ケアンズはまだ朝晩は涼しいので出来れば代わってあげたいと思うけど、とにかくこの猛暑を無事に過ごして欲しいと思う。


先週のお盆の時に妹夫婦と近くに住んでいる母の妹家族が実家に集まって久しぶりに賑やかな時間を過ごした様。コロナだから妹たちもちょっと躊躇したそうだが、いつも独りぼっちの父だからお盆ぐらいはと母のお墓参りも兼ねて訪ねたそうだ。父が外食をしようとしたが、やっぱり止めて出前にしたそうで暑いからウナギのかば焼きと寿司を取ったと喜んで話していた。


本当なら自分たちも帰省したいところだが今は我慢、それに飛行機も飛んで無いしね。
でもやっぱり帰りたいのは事実。母の時も間に合わなかったので父の時は絶対という気持ちは強い。このコロナは人の人生も容易に変えてしまう。だから今はこのことで後悔はしない様にただ祈りたい。

コロナ ブルース

明日の保証も何も無い。
飛行機も何も飛んで来ない。
電気代も税金も払えない。
お客さんはどこにもいない。


日本人はいつ来るの。
ワクチンは本当に出来るの。
鎖国はいつまで続けるの。
家賃はこれからどうするの。


保険もローンも待ってくれない。
外で食事も全然しない。
今は病気にかかれない。
何が楽しいのか分からない。


握手はいつ出来るの。
いつまで人は距離を取るの。
この暗い海をどこまで泳ぐの。
それともこの暗闇はいつか消えるの。


今日も朝から店を開けて。
ただ、ひたすら奇跡を待つ。
でも閉店には虚しさだけがまた残り。
ひとつ、8月のケアンズは青い空だけ。

新しい旅のスタイル

セブ島の外国人観光客の受け入れ対策は今後いろんな国が受け入れを検討して行く上での良い参考になると思う。セブ島はジンベイザメに触れられるという観光客が行きたくなるようなグッとくる魅力があるので、日程や予算に余裕があって海外旅行に行きたくってうずうずしている人ならトライしてみたいだろうなと思った。


ただ、コロナ対策はやはり厳しいものがあるなぁと思う。まず入国の際に当然ながらPCR検査を受けなければならないが、この検査費用は実費でしかも日本円で1万円位かかるらしい。さらに2日の検疫期間を得て初めて入国が認められる。もし陽性ならその場でお帰り下さいとなるジェットコースターの様なツアーだ。昔、バラエティー番組でこんなのがあったけど、いきなり天国から地獄に落ちる様で別な意味で熱が出そう。


でも晴れて陰性ならお待ちかねのジンベイちゃんにご対面が出来て喜びもひとしお、セブ島の旅を満喫出来るチャンスだ。まぁ、これはたぶんかなり限られた人のツアーだと思うので一般受けはしないだろうし、現時点では長期ビザが必要みたい。ただ、コロナ対策を取りながらも少しずつ内容が簡略化されれば、これはこれでおおいに参考になると思うし、今後の指針に繋がる一石を投じた新たな旅のスタイルだと思う。


25年も前のことだが西オーストラリアのシャークベイにあるモンキーマイアというビーチに遊びに行った時に野生のバンドイルカがビーチぎわまで寄ってきて好物のイワシをおねだりするのだが、横向きになりらがら目をとろんとさせて「イワシお願い!」と言わんばかりに待っている姿は何とも言えなかったのを憶えている。セブ島の海外旅行者の受け入れは是非成功してほしい。