アフリカの色彩

今日、開店して間もなくするとうちに委託で商品を置いてくれている人がピュアアフリカンメイドの生地を使って作ったというカフェエプロンの商品を持ってきてくれた。以前、自分が「意外にローカルのお客さんてエプロンを探している人が多いんで、もし、ビンテージの生地で作ったエプロン何かが作れたら売れるかもしれない... 続きをみる

ジェットコースター

無観客で行われる東京オリンピックについては残念な結果になった。１００％ホームで開催される日本にとって観客から送られる声援は選手たちにとって何よりも心強かったのではないだろうか。おととしに行われたラグビーワールドカップの大会は観衆の声援が日本チームの力をさらに押し上げたことは記憶に新しい。 オリンピ... 続きをみる

６時間の壁

最近は朝が涼しいせいか気持ち良くて何だかなかなか起きれない。夏の時期と違って朝も６時ぐらいだとまだ辺りが暗いのでまた寝てしまう。ただ、決まって朝方に何回か目が覚めてしまい、その都度携帯で時間を確認する。今朝も枕元に置いた携帯を見て４時を少し回ったところだったのを見て「まだ４時じゃん」と安心して眠り... 続きをみる

幸せな人生

元プロ野球選手で中日や日本ハムで活躍した大島康徳さんが先日大腸がんのため亡くなった。この人が最後に綴った「この命を生ききる」というブログは人生について、また生きることについて自分の中であらためて考えさせられたものだった。最後となったブログにはシンプルな文章の中にこれ以上ない生き方の価値が詰まってい... 続きをみる

ミス、マリメッコ

期待していたこのスクールホリデーの期間中もオーストラリア各州のロックダウンを受けてか今一つ盛り上がらない。特に９日まで実施されるシドニーでのロックダウンは痛かった。この季節、ケアンズは過ごし易いので本来なら寒い南の州からの旅行者を期待したがレストランのような飲食とは裏腹にうちのようなお土産屋さんは... 続きをみる

愛着のある商品

今日、土曜日は店のプラントに水をあげる日と決めている。毎日欠かさず夕方には霧吹きスプレーでプラントの葉に水をかけてあげるが、一週間に一度バケツに汲んだ水でたっぷりとプラントに水を与えている。土曜日の午前中はいつもこの水やりの仕事をルーチンに充てて日課にしている。 こうして店のプラントを毎日ケアして... 続きをみる

２回目も大丈夫

２回目のワクチン接種の後、殊の外、特に熱が出ることも無く今のところ副反応らしき症状は出ていない。昨日の夜は腕が痛くて寝る時にベッドで寝がいりが出来なかったが、今はまだ痛いけど何かをするのに支障をきたすほどではない。ただ、少しかったるいかなという感じが残るだけだ。 たぶん年齢によるのかな。回りの友人... 続きをみる

ワクチン２回目

昨日の夜から降り出した雨が今朝になっても降り続いている。昨日も夕方からちょうど掃除の仕事を始め出したら雨が降りだして「何でこのタイミングで雨が降り出すの」と思ったけど、案の定、掃除が終わった時には身体がずぶ濡れになっていた。乾季のはずが今年のケアンズは例年になく雨の日が多い。 今日は午前中に２回目... 続きをみる

オージー・ドルフィンズ

自分が毎朝泳いでいる空港近くにあるトブロック・メモリアル・プールで今、オリンピック選手がここで最終調整の練習を行っている。ケアンズのこんなパブリック・プールであのオリンピック代表選手が練習をしているなんてちょっと意外な感じもするが、これは紛れもない事実である。 このチームの愛称は「オージー・ドルフ... 続きをみる

気分はブルー

シドニーでの感染者が今週になって急拡大している。インド由来のデルタ株が猛威を振るっている。市中感染の広がりで既にこの２日間で１３０人の感染者が出ている。シドニー大都市圏では来月の９日までロックダウンが敷かれ市内では再び日用品の買い占めなど混乱の様相を呈しているらしい。 来月の７日にシドニーに戻る予... 続きをみる

お金を使わない

このコロナになってからお金を使わなくなった。以前の自分はザルというぐらい金銭感覚が乏しく何でもどんぶり勘定で払っていた。身近なところで例えばスーパーに行っても安売りのものなんか全く気にせず欲しいと思ったら何でも買っていた。スーパーだと混んでいるんで並ぶのが嫌で敢えて高くてもコンビニで買ったりもした... 続きをみる

道なき道

棚卸しが終わり年度末の決算が準備された。今期も昨年同様の大幅な赤字になる。会計士の方から棚卸しはそんなに正確にやらなくてもいいよと言われた。もう赤字が分かっているので棚卸しも適当でいいという事らしい。それでも自分たちは例年通り棚卸しには時間をかけて正確に商品を数えた。 しかし１年かけて頑張って作っ... 続きをみる

棚卸しの時期

南半球では今日は冬至、一年で一番昼の時間が短い日に当たる。今日のケアンズの日の入りは５時５２分、ここから南半球は少しずつ日が長くなって夏に向かって行く。ケアンズの緯度は南緯１６度、沖縄が北緯２６度で冬至の時刻がだいだい５時４５分ごろなので沖縄より日の入りが少し長い。 ちょうどこの冬至の時期になるこ... 続きをみる

父の日のプレゼント

今日も朝から青空が広がる澄みきった素晴らしい天気になった。昨日から引き続いた晴天により朝はグッと冷え込んで今年一番の寒さとなった。プールでも今日は寒いのでリハビリの人向けの温水プールに入ってみたが、利用している皆さんは殆どが高齢者で歩行訓練などをしている。フィンを付けてガンガン泳いでいるのはちょっ... 続きをみる

鉛筆

唐突な話題になるが自分は鉛筆を好む。何か書き物をする時は決まって鉛筆を使うことが多い。理由は特に無い。鉛筆で書く時の感覚がただ好きだから。鉛筆にしかない書き味とも言うべきか？　優しい感覚というか、これってシャーペンでは絶対に出せない滑らかな書き味が今でも鉛筆を好んで使う理由なのかもしれない。 表現... 続きをみる

マラカイト

最近、濃い緑色をした天然石マラカイトのネックレスをしている。うちの店に委託商品として置いてくれている日本人が作ったマクラメのネックレスにその彼女がキュランダで買って来たというマラカイトの石を付けている。何でもこのマラカイトの石には邪気を追い払う魔除けの効果があるそうだ。 このマラカイトの石のおかげ... 続きをみる

あと１年か

運送屋の掃除が終わり次の２件目のオフィスの掃除を終えた時には既に１１時を回っていた。急いで帰宅するとかみさんと息子はいっしょに食事をしようと夕食を取らずに自分の帰りを待っていた。やっと一息つけると３人で食事をしながら大半の会話の内容は自分の掃除の愚痴で「ブラシが無いから便器が拭けない」などたわいも... 続きをみる

黒猫

昨晩も掃除の仕事が終わって急いで帰宅すると待ちわびたように柴犬のハチが庭で駆け回っている。「さぁ、行こう」と声をかけ、毎度遅い時間になってしまう夜の散歩に急いで出かけようとすると夜空では自分たちの散歩を見守るように大きなオレンジ色の三日月がにんまりと笑っていた。 いつもとは違うルートの道を選んで歩... 続きをみる

不安より期待

スコット・モリソン首相はG7首脳会議の出席を前にシンガポールに立ち寄りリーシェンロン首相と対談して両国との間でのトランスバブルの旅行協定の形成に向けての共同声明を発表した。これによりニュージーランドに続いて２国目となる隔離なしでの渡航往来が現実味を帯びて来た。 シンガポールとのトランスバブルの開始... 続きをみる

トラブルの多い車

朝、スポーツジムに向かった かみさんが「車がまたおかしい」と顔を紅潮させながらすぐに家に戻って来てた。せっかく早起きをしてジムで汗を流そうと思っていたのに、車が調子悪くて行けなくなってしまい怒りを自分にぶち当てて来た。「いっしょに乗って」と言われてさっそく調子の悪くなった車で家の周りを走ってみた。... 続きをみる

回数が増えた

早朝のプールで泳ぎながら勢いよく「おなら」をすると、すぐ後ろに女性が泳いでいた。気付がずにおもいっきりしてしまい、今のはかなり大きなおならだったので圧がかかったかなと思いつつも、その女性は何もなかったかのように 自分の横を平然と追い越していった。おならをしたのがバレたかなと思ったが泳いでいるので謝... 続きをみる

痛いのは暇すぎて

今日もケアンズは朝から気持ち良いほどに晴れ渡り絶好のトライアスロン大会の日和りとなった。日曜日で無料になる市内の駐車場は車が止めきれないほどいっぱいで、おかげで店を開ける際にぐるぐると店の回りを回ってしまい、やっとのことでかなり離れた場所に駐車することが出来た。　 こんな気持ち良い日だけど朝、プー... 続きをみる

ワクチンを打つ

今日、コロナのワクチンを打った。オーストラリアでは通常５０歳以上の人はアストラゼネカのワクチンを接種することになっているが自分はファイザーのワクチンを接種された。まぁ、何となくアストラゼネカよりファイザーのワクチンの方が良いかなと思っていたので上手くいった。 ３週間後にまた２度目のワクチンを打って... 続きをみる

本当に久しぶり

昨日、久しぶりに妹からメールが届いた。父親の様子を見に実家に寄ったそうで、その近況報告が記されていた。父親は相変わらずゼイゼイと息を切らしながら歩いているようで、弱っているに変わりないがとりあえず元気だという事でホッとした。ひとりで家事もこなしているという事で何より良かった。 メールには従弟のこと... 続きをみる

スポーツの力

オリンピック・オーストラリア女子ソフトボール代表が世界の先陣を切って日本に入った。ついにオリンピックが本当に開かれるんだなという実感が沸いてきた。キャンプ地が群馬県太田市という事で東京から離れているので選手も少し安心なのかな？特産品の焼まんじゅうは是非トライして欲しい。 今後、世界中から次々と選手... 続きをみる

思いの詰まった絵本

先日、絵本作家で「はらぺこあおむし」の著者エリック・カールさんが亡くなった。カラフルな色彩と優しい語りで描かれた絵本は、小さいお子さんのみならず大人をも魅了する世界中の人々に今も愛され続けているベストセラーだ。自分はこの「はらぺこあおむし」の絵本に特別な思いがある。 今から１９年前の２００２年７月... 続きをみる

ごめんね,ハチ

朝、柴犬のハチに「行って来るね」と声をかけて仕事に向かうが、最近はその場を立ち去ろうとすると悲しそうな目でずっと自分を見つめている。その時のハチの表情を見ていると何だか可哀そうで「ごめんね」とつぶやいてしまう。ハチといっしょに過ごす時間が今は全く取れていない。 ハチが悲しそうな目をするのは自分でも... 続きをみる

盲点

最近になって気が付いたことある。州外から来る旅行者の中でケアンズのお土産品を探している人が意外と少なからずいるという事。ケアンズの市内には今、お土産屋さんが路面店でうちを含めて４件しかない。ケアンズのお土産品を探しているがそのお目当ての物が買えないと言った声を聞いた。 確かにケアンズのお土産品はリ... 続きをみる

充実の日曜日

昨日は朝８時から庭の芝刈りを開始、このところの雨のおかげでさらにボウボウに伸びた芝が気になっていたが、とにかく今は芝を刈る時間が無い。朝、目が覚めると寝床で暫し考えながら、思い立ったら吉日、今日しか無いとプールに行くのを諦めて芝刈りをしてしまおうとサッと起きて準備をする。 しかし、日曜日だしあまり... 続きをみる

虹の彼方

朝、家の前にきれいな虹がかかった。雨が上がって薄い太陽が差し込むと大きな虹がアーチを描いて映っていた。自分の家は少し高台にあるので庭から見る景色は視界が抜けて空間が広がってる。庭から見る向こう側の景色には山がそびえ立ち、裾野に集まるレッドリンチの住宅街がいつも小さく見えている。 こんな天気の日には... 続きをみる

掃除は大変

昨日の夕方から降り出した雨が今朝になっても降り続いている。気まぐれのように薄い日差しが時々顔をのぞかせるが、またすぐに隠れてしまいしばらくすると雨が再び地面を濡らす。５月の後半といえばもう乾季のはずだが今年は例年より雨が多いのだろうか？　本来、雨が集中する１月から２月にかけて今年はそこで降らなかっ... 続きをみる

早く海外に行きたい

ここしばらくはこの時期らしい澄みきった青空が広がって気持ちの良い朝を迎えていたが、今日は一転して灰色の雲が広がり今にも雨が降り出しそうな空模様になってしまった。今週末から来週にかけて予報では雨が降る確率が高くなっている。ずっと続いていた快晴の天気もここに来て小休止、乾いた草木には暫し潤いをもたらし... 続きをみる

睡眠不足

このところずっと睡眠時間が短くて寝不足気味だ。去年の今頃は他に仕事もしていなかったので５時に店を閉めた後は犬の散歩に行くだけだった。そのまま夕食を済ませた後は日本のニュース番組を見て早い時はもう９時には寝ていた。今になって思うとなんて良い暮らしだったんだろうと去年の今頃が懐かしい。 今は生活が変わ... 続きをみる

長い一日

昨日も掃除の仕事が終わった後にプロモーションの懸かったかみさんのウーバーのデリバリーをいっしょに手伝いながら、この仕事が終わった時はすでに午後９時を回っていた。プロモーションの件数も頑張ってこなした結果、無事ボーナスもゲット出来た。ちょうど息子のラーメン屋のバイトが終わる時間で長い一日がやっと終わ... 続きをみる

エコロジー

今日はゴミの日、ゴミ回収車が自分たちの住んでいるエリアのゴミ箱を拾い集めてくれる。毎週１回、生ごみやグリーン（芝や雑草）を回収、隔週でリサイクルのゴミを持って行ってくれる。ケアンズのゴミの回収作業はおおざっぱで日本のようにゴミの種類によって曜日ごとに分別して出さないので日本に比べて 楽かもしれない... 続きをみる

波乱万丈

昨日、取引先の銀行の人を交えて家賃に対して銀行が連帯で保障する「バンクギャランティー」という銀行証書をリリースしてこれを家主に渡すことで今後の家賃の支払いは半分に軽減された。これで今まで蓄えて来た自分たちの貯蓄は水のように流れ出て、これからさらに厳しい状況が待ち受けることになった。 今後９月末まで... 続きをみる

カーネーション

今朝、「今日は母の日だよね」とかみさんに尋ねると「何もいらないよ」と間髪を入れずに返答が帰って来た。自分はかみさんの母親に何か送ったの？と聞こうと思ったのだが、その答えは寂しい意味あいになってしまった。毎年何かプレゼントしていたけど今年の母の日は何もなく終わって行く。 去年は母の日に合わせて息子は... 続きをみる

社会的弱者

昨日、半日かけてセンターリンクに出向く。センターリンクとは政府機関の日本で言う市役所の福祉課のようなところ、自分は今、掃除のバイトが週３日しかない,もちろんお店の売上で自分の給料は作れないので現状の収入は掃除だけだ。よって生計を立てるのが難しく自分は低所得者ということで今回援助を政府に申請する為に... 続きをみる

こいのぼり

今日は朝から抜けるような澄みきった青い空がケアンズに広がった。ところどころに低い小さな雲がぽっかり浮いている。気持ちのいい朝だ。昨日の夜に満天の星空を見て今日はいい天気になると確信した。天の川がゆらゆらと漂う中、ひと際輝く南十字星が天上の真ん中を陣取っていた。 日本は今日、子供の日。こいのぼりが空... 続きをみる

安全なところでは

クィーンズランドはレイバーデーで今日は祝日、天気は最高に良いけどお客さんは全くいない。こんな祭日にはビーチのカフェでコーヒーでも飲みながらゆっくり出来たら良いんだけどやっぱり店に来てしまう。暇になるのは分かっていても店を開けなくちゃと１０時開店に合わせて今日も準備に余念がない。 朝からお客さんがひ... 続きをみる

涙の分だけ

朝、店に向かって海岸通りを走っていると海には白波が立っていた。ケアンズにトレードウインドが吹きだした。トレードウインドとは４月の中旬ぐらいから１０月下旬ぐらいまで南から北に向かって吹き付ける貿易風のことで、この風がコンスタントに吹き出すといよいよケアンズは本格的な乾季のシーズンを迎えだす。 自分は... 続きをみる

思わず見つけたもの

早いもので今日から５月がスタート、朝晩は少し肌寒く感じるようになったが、日中は暑からず寒からずちょうど過ごし易い陽気になってきた。最近は太陽の日が当たっても気持ち良い。店から２０分ほど離れた場所に車を駐車して、そこからトコトコと店まで歩いて来るのが日課になっている。 そこから先は工場地帯が広がる市... 続きをみる

ローカルに向けた物

今日、午前中に店を閉めてプラントの買い出しに出向き、店の入り口を全てプラントで埋め尽くした。ホリデーが終わって国内旅行者が減り、ひと段落着いた中で今はローカルのお客さんがメインになったケアンズの街中で、一番売れそうな物と言えばもうプラントしか思い浮かばない、意を決めて思い切ってそのプラントをたくさ... 続きをみる

太陽が戻った

昨日、掃除の仕事が終わって空を見上げるときれいなお月さんがぽっかり浮かんでた。辺りが月明りに照らされて明るかった。「満月だ」と久々に見る月をじっーと眺めながら明日も良い天気になるかなとやっぱり当てにならない天気予報を思い出しながら家路に向かう。ケアンズは長く続いた憂鬱な雨の世界からやっと解放された... 続きをみる

願はひとつだけ

今日は妹の誕生日で早速「おめでとう」とお祝いのメールを送ってみた。すぐさま返答が戻って来てメールには週末に母のお墓参りに出向いたことや父親の健康状態などの内容が書かれていた。それから自分のことも大丈夫なのかと心配している内容が書かれていたが、何とかやっているとその場を取り繕った。 父親はここ最近、... 続きをみる

雨のち晴れ

昨日に続き今日も朝から本降りの雨で洗濯物が思うように乾かない。降り始めて既に２週間近くが経ちもう雨はうんざりといった感じだろうか。自分の記憶の中にもこの時期にこれだけ雨が降り続いたというのは過去を探っても思い浮かばない。普段はあまり当てにならないケアンズの天気予報も金曜日までずっと雨マークだ。 祝... 続きをみる

難しい判断

オーストラリアでも数人のワクチン接種者に血栓の症状が報告がされ、現在イギリスが製造しているアストラゼネカ社のワクチンに対して５０歳以下の人にはファイザー社のワクチンが推奨されることになった。これにより１２月末を１回目の接種完了として目指していた政府の計画は大幅に遅れる見通しとなった。 日本でもワク... 続きをみる

そのひと言に救われる

昨晩、シドニーから戻ったかみさんがチャイナタウンは多くの店が閉まっていて、以前見た活気には程遠く、道行く人もまばらで閑散とした通りはまるで別の街のようだったと言っていた。このチャイナタウンはセントラルステーションから５００メートルぐらい離れた街の中心に位置する主に中国人の旅行者に人気のスポットで街... 続きをみる

忘れかけた同じ呼吸

4月も残り少なくなったこの時期に長雨が続くのはあまり記憶にない。今日も朝からどんよりとした曇り空で、まるで雨季に逆戻りしてしまったような湿度の高い蒸しっとした天気が続いている。思えば今年は台風も無く例年に比べて雨が少なかったので、住んでる身としては有難かったがその反動だろうか？　ここに来てなかなか... 続きをみる

記念のスナップ

今朝早くまだ夜明け前の暗い時間にシドニーに向けてカンタス航空に搭乗するかみさんと息子をケアンズ空港の出発ロビーに送り届ける。親子で息子の大学の卒業式に出席するため朝一番の飛行機を使い３時間のフライトを兼ねて、かみさん共々息子の晴れ姿を是非いっしょに記憶に留めようといさんでターミナルを目指していくふ... 続きをみる

去りし友

今日は一昨日の午後から続く大雨のお陰で朝から客足もぴったり止まってしまった。スクールホリデーも終わって人々はまた新たな日常に戻った。大雨のせいもあるが旅行者もめっきり減って通りには人の姿が殆ど無い。乾季に入ったと思ったけどこの雨は今週いっぱい続くらしい。こんな雨続きの天気で売上を作るのは至難の業だ... 続きをみる

短い旅

今週の水曜日から３日間、かみさんと息子はシドニーに赴く予定になっている。短い期間での滞在だが息子の卒業式に出席するためだ。３年間に渡った大学での授業を終えて、今は次のステップである２年間の大学院に進んでいる。これを終了すると晴れて建築の仕事に就けることになるがまだその道程は長い。 現在、オンライン... 続きをみる

マスクが取れても・・・

クィーンズランド政府によるマスクの着用は一昨日をもって既に解かれ、今はもうケアンズでマスクをしている人は殆ど いなくなった。暑い中、マスクをするのは気持ちの良いものではなかったが、もうマスクが売れなくなったかと思うとそれもまた残念な気持ちになる。まぁ、しかしマスクをしなくて良くなったことは喜ばしい... 続きをみる

日本が大好き

広島東洋カープの帽子を被ったお客さんが入って来たので、「野球をやっているの？」と冗談交じりに言ったら「この帽子？　野球はやらないけど広島に行った時に買ったんだ」とそして「広島は大好きな町なんだ」と言うので「原爆ドームにも行った？」と返したら「東京ドーム？　そこで野球見たよ」と笑って答えた。 となり... 続きをみる

初めての友人

日も沈みかける頃になると掃除の仕事に出動する、向かう先は運送屋 だ。自分が仕事をする頃には殆どの従業員は帰宅の途に着いている。ドライバーは早朝の４時ごろから仕事を開始するらしい。広い敷地の中にある建物の中には、たいがい自分一人しかいない。でも辺りが真っ暗になった頃、一人のトラックドライバーが戻って... 続きをみる

時間に追われる日々

今日は朝から雲一つ無い快晴の天気、６時に起床して早速、飼い犬のハチをつれて散歩に出かける。もう４月も中旬に差し掛かりこの時間に日陰を歩いていると肌寒い。太陽も明らかに夏の照り付けるような強い日差しから柔らかく心地よい日の光に変わっている。ケアンズにも乾季の季節が訪れた。 プールで泳ぐ時も日除けのあ... 続きをみる

お金なんて

今までの人生の中でこんなにもお金のことを考えたことは無い。いつもお金のことばかり考えていて自分で自分が嫌になる。心に余裕が無いことが原因だが、実際に自分たちが今まで蓄えて来たお金が日々無くなっていくのが焦りとなって、余計にお金のことで気持ちが不安定になってしまう。 昨日はウーバーイーツをやりながら... 続きをみる

静かな夜

ひとつ挟んだ隣のお土産屋さんはとうとう夜の９時まで営業することになった。この界隈は夜６時以降は殆ど人通りが無くなるが、それでも店を開けて少しでも売り上げを作れるよう頑張るらしい。ただ、歩く人も殆どいないので夜は怖いとも言っていた。確かにウーバーイーツのデリバリーをしていた時に店をチラッと見たが誰も... 続きをみる

才能

朝、いつもより早起きをしてプールに向かう、早朝の時間だがすっきりと青空が広がり気持ちの良い朝になった。この時間はいつも元気な初老のディビットがプールで歩行を繰り返しながら体を鍛えている。今日も早速、「オハヨウゴザイマス！」と声がした。サングラスをしたディビットがプールから手を振っている。 開口一番... 続きをみる

トランスバブル

オーストラリアとニュージーランドの間で隔離なしの渡航「トランスバブル」が今月中旬からいよいよ始まる。今まではオーストラリアの一部の州に限って渡航が認められていたが、これからは全ての州への入国が可能だ。世界的にもこの段階で国家間の隔離なしでの国境閉鎖が解かれるのは稀ではないだろうか。 ケアンズの観光... 続きをみる

GOOD INNING

アメリカのメジャーリーグでは昨日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手がリアル二刀流で出場して全米の野球ファンを熱狂させた。これからもシーズンを通して二刀流で活躍できれば、ファンは更に過熱を帯びて大谷選手からもう目が離せなくなるのではないか？これからも是非,怪我をしないで投打で頑張って欲しい。... 続きをみる

生きる道

先週の金曜日から始まったイースターホリデーも今日で終わりだ。特にこれといった盛り上がりも無く、殆どマスクが売れたぐらいでいつもと変わりない連休だった。オーストラリアに在住する邦人旅行者にも期待したが、今回は２組の家族連れが訪れただけで、１０万人と言われるオーストラリアに住む邦人には残念ながらこのホ... 続きをみる

人間らしい生活

年に一度必ず受けなければならない、狂犬病の予防接種だ。毎年4月のこの頃に通知が届く。「あぁ。。もう、そんな時期かぁ。。」と１年があっという間に過ぎて行くのにあらためて気付かされる。そう、ちょうど去年の今頃と言えば海外封鎖が始まって間もない頃、これからどうなるんだろうと不安な毎日だった時だ。 店を開... 続きをみる

慣れない習慣

マスクが時の商品に変わった。今、ケアンズのレストランやパブはマスクを着用していないと入ることが出来ない。夕方になると挙ってマスクを目指してお客さんが買いに来る。これを作っている人も昨日は夜中の１２時までこのマスクを縫っていたそうだ。作っても作ってもすぐ売り切れてしまう。 手作りなので大量には作れな... 続きをみる

ボーナスで食事

今日から４月、掃除の仕事をやっていると日が暮れるのが段々早くなって行くのに気が付く、ひと頃に比べて暑さも和らぎ朝晩はだいぶ涼しくなって来た。早朝からのプールはけっこう肌寒い、確実に冬に向かって行っている。でも同じようにお店の売上も自分たちの生活も確実に冬に向かっている。 ブリスベン市内のロックダウ... 続きをみる

突然のマスク着用

このイースターホリデーを土壇場に控えて恐れていたことが起こってしまった。ブリスベン市内がロックダウンになった。イギリス型の変異種による陽性感染者が７名確認され、市中感染の疑いが報告されるや否や昨日の夕方５時からクイーンズランド州全域でマスクの着用が義務付けられてしまった。 最初、自分たちはこの情報... 続きをみる

こんなイースターは初めて。

イースターホリデーを今週末に控えて街は俄かに忙しくなってきた。午後からは本降りの雨に変わり街を歩く人はいなくなってしまったが、午前中は晴れていたので州外からの旅行者と見られる人たちが街中を歩く姿が目に付いた。うちの店も珍しく午前中にはお客さんが途切れなく入って来て連休の始まりを実感した。 ルイヴィ... 続きをみる

アラフラ海の島人

先日、トーレス海峡諸島から来た人がココナッツオイルを買いに来た。最近よくこのトーレス諸島から来た人達がうちにこのココナッツオイルを買いに来る。何でもひと伝手に聞いて来たらしいが、実はこのココナッツオイルを作っている人物とはその昔トーレス諸島から渡って来たカイジ―という名のおじさんで今はマリーバでこ... 続きをみる

さらに厳しい

１０年間働いてくれた従業員も今日が最後の出勤となった。ジョブキーパーの終了に伴い解雇に至った。最後は寂しい終わり方になってしまって本当に申し訳なかったと思う。「今後もし日本人のお客さんが戻って来て、その時にまだうちの店が存続していたら絶対にまた声をかけるね」と笑って伝えた。 とうとう自分とかみさん... 続きをみる

目指すところはどこ？

断ろうと思いつつも断り切れずに引き受けてしまった。掃除のバイトがもうひとつ増えることになった。昨日、携帯に更なる掃除のオファーが入り、今の運送屋の掃除が終わった後に別の場合で再び掃除をすることになった。これ、たぶん仕事が終わるのが夜１０時を優に回るだろうか？ 実はこれ以外にもさらにふたつ別の場所の... 続きをみる

ふたつ返事で

息子がかみさんに「来月、大学の卒業式があるんだよね」とポツリと言ったそうだ。本人は「金がかかるからこの卒業式には出ない」と言ったらしいがかみさんは出た方が良いと言っている。息子はシドニーの大学に行ってるが、今はコロナの影響でオンラインの授業に切り替わっていて、９月いっぱい迄ケアンズの自宅にいる予定... 続きをみる

日本行きが待ち遠しい

昨日発表があった東京オリンピック・パラリンピックで海外からの観客の断念という報道はオーストラリアでも大きく取り上げられた。おおかたの見方は今の日本の状況から考えても安全を優先した決断で仕方が無いのではと伝えている。オーストラリア人の中にもこのオリンピック観戦を楽しみにしていた人がたくさんいたかと思... 続きをみる

気は心から

年だろうか？　膝が痛い、原因が分からないが昨日の掃除のバイトが終わってから急に痛くなりだした。左足のお皿の辺りで膝を曲げることが出来ない。店でも足を引きずって歩いているので、今朝も常連のお客さんから「足、どうしたの？」と聞かれ「年かなぁ・・・」とはぐらかした。 自分ぐらいの年になるとワクチン接種の... 続きをみる

神の一手

昨日、弁護士と会って今後の家賃交渉について何か良い解決策が無いか聞いて見た。今までもうちを預かる会計の方から一度弁護士に相談してみてはどうか？とアドバイスは貰っていたのだが費用の面からも依頼することに二の足を踏んでいた。しかし、思い切って弁護士に聞いて見ることにした。 この弁護士さんは以前、家賃契... 続きをみる

暖簾

３月もすでに月半ばを過ぎてしまい今月もあと残り１０日ちょっとなってしまった。来月からは政府援助のジョブキーパーも無くなってしまい柱だった収入源も断たれてしまうので、正直来月からの生活のことを今は何も想像したくない。これからはかみさんと自分のバイト代が主な収入源だ。 ここに暮らす日本人も最近は殆ど買... 続きをみる

グッドニュース？

店の開店準備をしていると観光協会の人がちょうど店の前を通りかかったので「何か良いことはありましたか？」と問いかけると「１１月ごろにもしかすると国際線が開くかもしれません、ちょっとグッドニュースです」と問いかけに答えた。このニュースは実は昨日に息子からも聞いていた話だった。 何でもシンガポールをハブ... 続きをみる

掘出し物

明日の日曜日には久々にマーケットに出向いてみようと思う。これはかみさんの提案だ。週末に休みを取ることにはためらいがあるが、たまにはマーケットを見るのも悪くない。そして明日行くマーケットの場所の近くに以前から気なっていた雑貨屋がある。最近、人気があって店が大きくなったという雑貨屋だ。 ここはセレクト... 続きをみる

親日家

昨日の夜にきれいな星空を見て明日も晴れるかなと今日の天気を予想したが、その通りに晴れ渡り貿易風が吹いて心地良い爽やかな陽気となった。朝、どんよりと空を覆っていた雲も、今は青空と入道雲のコントラストがくっきりと分かれてまさしく夏のイメージを映し出した午後となった。 朝、プールに出向くと久しぶりにそこ... 続きをみる

奇跡の奇策？

オーストラリア政府が今朝発表した観光業支援策は、残念ながら自分たちに恩恵が受けられるような内容では全く無く、一縷の望みを託したジョブキーパーの代替策は微塵もなく期待外れに終わり落胆の色を隠せない。主だった支援策は国内旅行者への航空券の補助、小規模旅行社会向けの低利融資や航空会社に対する金融支援と自... 続きをみる

女性の躍進

国際女性デーの日だった一昨日は、最近の豪政府内での現職閣僚や元与党議員による過去の性的暴行疑惑が相次いで浮上したことをきっかけに、この日に合わせてこうした女性蔑視に対して厳しい目が向けられる日となった。これを機にペイン外相兼女性担当大臣は女性がさらに声を挙げられるために１９００万ドルを組んだキャン... 続きをみる

あの時の思い

東日本大震災からもうすぐ１０年が経つ。今年はその節目の年、完全な復興にはまだ時間がかかると思うが、時を重ねながら震災で受けた傷跡から少しずつ前に歩き出して来た。とは言え大切な家族や友人、故郷の家を失った人の気持ちは簡単には癒えない。悲しみに暮れ続けた震災からの復興を未来に繋げるために明日への希望を... 続きをみる

意味深な言葉

唯一うちに残って働いてくれた従業員の女性もついに今月いっぱいで終わりになる。思えば求人募集の広告を見てうちで働きたいと面接に来てくれた時から早いものでもう１０年が経つ。その間いっしょに苦楽を共にした仲間だが、残念ながらもう彼女を雇い続ける体力は今のうちの店には残っていない。 ３月いっぱいを持って終... 続きをみる

二人で出席

慣例となっているアメリカ大統領が就任式の時に着るブランドにちなんで同じブルックスブラザーズのシャツにスラックス、これにネクタイも同じブランドで合わせて、手元にはルミノール・パネライの腕時計、足元はジョンロブのバローコテージのブーツと今日の天皇陛下の誕生日の祝宴のために身なりをそれらしく揃えてみた。... 続きをみる

気になる誕生日

今日、３月4日はかみさんのお父さんとお母さんの誕生日で偶然にも二人は同じ誕生日に生まれた。お父さんは８４歳に、お母さんの方は８２歳になり二人とも元気で過ごしているので何より良かった。お父さんは携帯電話に映る自分の姿を見ながら、「俺の方がまだ毛があるぞ」と自分のスキンヘッドの頭と比べて笑っていた。 ... 続きをみる

台風の中で

午前中の風と雨をもたらした月曜日の天気はその後サイクロンに発達して午後から強風と横殴りの大雨に変わり、うちの玄関先の大きな木も太い枝が何本も折れてしまいガレージに車を入れることが出来なくなってしまった。市役所に連絡したが今はそれどころじゃないと無碍に突っ返されてしまった。 今もその木は玄関先のスロ... 続きをみる

「ウン」が付く

今日も朝から雨続きで３月初旬の気候としては、かなり肌寒く感じる。今年はラニーニャの影響からかこれから秋にかけてもこの長雨は例年より多く降るだろうと予想されている。一日中雨が続くと涼しくなるのでこちらとしては有難いが、道行くローカル客の足はますます遠のく。晴れていても歩く人が少ないのにこんな大雨が降... 続きをみる

余裕があれば・・

もしも宝くじが当たったらもう後１年でいいからこの店を続けてみたい．．．日本人のお客さんが戻って来た時にまた歓んで貰えるお店が続けられる・・・と悲しすぎる願いを思い浮かべる。買い物をしたいと思う人がいれば、自分たち店も同じようにその人たちのニーズに答えるのは嬉しいこと。 日本人の買い物心を知っている... 続きをみる

失せた物のこだわり

この２０年の間に集めたアンティークのコレクションを売ることにした。殆どがオーストラリアの古いもので、ビールやソフトドリンク、ワインなどのボトルやお菓子や紅茶、コーヒーなどのティンの他、ビンテージのテディベアなど今までに集めた数は１００点以上にのぼる。自分はこうしたアンティークを集めるのが大好きだっ... 続きをみる

月に誓う

今日と明日は掃除のバイトが無いので気分的にリラックスして店のことに集中出来る。掃除がある日は５時前になるとソワソワして落ち着かない。殆どお客さんにも集中出来ない状況で、すでに掃除用の服に着替え出して工事の人が着る作業用の蛍光ベストを着て店でスタンバっていたらかみさんに怒鳴られた。 ２時間半しか給料... 続きをみる

健康が一番

最近はウーバーイーツで帰宅が遅くなり食生活がおろそかになっているのでここは是非気を付けたいところ。遅い時間に食事を取るのは何とか避けたい。今、自分の中で一番大切だと考えるのは一番に「健康」。特に今は掃除のような体力勝負の仕事が待っている。健康であれさえすればこうした仕事でも何とか耐えられるだろう思... 続きをみる

心の支え

日曜日も朝から店を開けてお客さんの来店をずっと待っているが、今のところ一人の来店客も無い。通りに人も殆ど歩いておらず静かな閑散とした日曜の昼下がりだ。ラジオの音楽が店内に響く以外、街を歩く人の雑音も特に感じることも無く、ただ時間だけが流れているような気だるい無機質な午後が続いていく。 オープン当初... 続きをみる

卒業旅行

本来なら今は卒業旅行のシーズン、お客さんの多くが学生さんたちで２月は比較的暇な時期だがこの学生さんが来てくれることで何とか売り上げも保つことが出来た。一生に一度しかない卒業旅行もこのコロナで海外旅行は諦めざるを得なかった学生には本当に残念だったと思う。社会人になる前の最後の楽しみだったはずだが・・... 続きをみる

長くやってるとこんなこともある・・・

ちょうど２０年前に店の開店を記念してオーストラリアのマップに店の名前を刻んでデザインした特製オリジナルジッポのライターを作ったことがあった。その時に５０個のジッポを作ってみたのだが当時は全然売れなくて、その後は３００ドル以上商品を買ったお客さんにプレゼントしていた。 ごくたまに日本人のお客さんが物... 続きをみる

小売り業は天職

岡林信康の「山谷ブルース」の唄をを思い出した。それでも焼酎は煽らなかったけど。　清掃の仕事が始まった。大手運送会社のオフィスの掃除だ。昨日でまだ２日目だけどすでに気持ちはブルーになっている。この仕事、本当に続けられるだろうか？と。今日も早朝４時ごろから目が覚めてしまいそれから寝付けなかった。 慣れ... 続きをみる

長すぎた春

いよいよオーストラリアにも待望のワクチンが届く予定だ。予定通りであれば今週中にもワクチンが到着することになっている。第一弾として入荷するのが８万用量で健康弱者や優先グループを皮切りに随時ワクチンを接種して行くことになっている。順調に接種が進めば今年の後半には国民全てに行き届く予定だ。 ことが上手く... 続きをみる

今後のカンガルーの保護

昨年に起ったオーストラリア過去最大の森林火災によって何十億をいう動物が死滅したのは記憶に新しい。普段は水を飲まないコアラが火傷を負って水の入ったペットボトルを飲んでいる姿は痛ましかった。炎に包まれて行き場がなくなって死んだカンガルーの死骸の山が映された時は目を覆った人も多いと思う。 こんなオースト... 続きをみる

独り言

最近独り言が多くなった。自分でも無意識のうちに独り言を言っているのにハッと気付く。 浴室でシャワーを浴びている時に何かぶつぶつ言っていることが多いらしい。先日もシャワーを浴びながら独り言を言ってると、かみさんがスーッと後ろのガラス越しに立って自分の独り言を耳を立てて聞いていた。 いつも何を言ってい... 続きをみる

夜逃げ

今日オーストラリア人の友人が店を訪れて今後の行方について色々と語ってくれた。殆どの店が廃業に追い込まれて続けている店がほんの僅かという現状で、「この場所でやっている意味など何も無い、もう商品をパックして逃げろ！」と過激な忠告を頂いた。現に回りにはそこに踏み切った店も無い訳では無い。 この友人は決し... 続きをみる

一か八か

グレートバリアリーフの架け橋としてケアンズを代表する大手クルーズ船が１５０人の人員削減を発表した。ジョブキーパーが終了するのを見込んでの措置だろうと観光に従事する人にとっては他人事では無いニュースがケアンズに走った。この先ケアンズはどうなってしまうのだろうと不安な空気が漂う。 仕事が決まった、来週... 続きをみる

微かな光

昨日クィーンズランド政府との意見交換会が市内のホテルで催された。１００人位の経営者が参加してその中で６つのグループに別れて各々が意見を交換するディスカッション形式で行われた。ただ、この会議にアジア人は一人も参加していなかったので、本来ならケアンズで観光業に携わっているはずの多くのアジア人からの声が... 続きをみる